2017.12.13 16:01

【上村彩子コラム】気をつけた方がよいオーディション

【上村彩子コラム】

気をつけた方がよいオーディション

特集:
上村彩子
気をつけた方がよいオーディションがあります

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 こんにちは、上村彩子です。

 今回は、声優の一般オーディションについてお話ししようと思います。

 前回書いたように、一般オーディションは雑誌やインターネットなどに掲載されています。 年齢制限や性別など応募条件があるものもありますが、声優を目指す方々でしたら受けられるオーディションが大半ではないでしょうか。 数多くの応募者の中から合格するのは大変ですが、例え受からなかったとしても場慣れになりますし、審査員からアドバイスをもらうことができるかもしれないので、ステップアップの場としてチャレンジしてみてはどうでしょうか。

 ちなみに、わたしも過去に色んな一般オーディションを受けてきました。

 とあるアニメのキャラクターを担当できるオーディションがあって応募してみたところ、最終審査まで残ったことがありました。 結果合格はできなかったのですが、その5年後くらいに、そのアニメの関係者の方にお会いすることがあって。 オーディションのことを話すと、なんと、わたしが応募するときに提出した音声を聞かせてくれたんです! 落ちたわたしの音声をまだ持っていてくれるなんて!と感動。 ただ、恥ずかしいくらい演技は下手でしたが。(汗)

 過去にやってきたことが、こんなふうに繋がるんだなぁ、と思いました。(^^) 皆さんも、こんな出会いがあるかもしれませんよ……☆

 ではではお話を戻して。

一般オーディションの内容は、事務所所属、ドラマCD出演、アニメ出演、ラジオのパーソナリティーなど色々な種類があります。

 自分がやりたいと思うオーディションを受けるのが一番ですが、最近「声優」が人気職業ということもあって、一般オーディションの数も増えてきているようです。

 最近、声優志望の子や声優新人の子などからいろいろお話をきく機会があるのですが、その中で気になることがありました。 それは、「気をつけた方がよいオーディションがある」ということ。

 ん?なんじゃそりゃ?という感じですよね。 たとえばこんな内容です。

 ◆実際に作品に出演できるが、イベントチケットや出演したドラマCDを自分で手売りし、ノルマを達成しなければいけない。 達成できなかった場合は自分で買い取ることになる。

 ◆オーディションに合格したが、その後多額のレッスン費がかかる。

 どちらも実際にあるとのこと。 そしてどちらも合格した後に発覚するものです。 自分が上記の条件に納得しているのであれば問題ないといえるかもしれません。 ですが、どちらも本来の目的とは違うんですよね。 そしてどちらも「お金を払う」必要があるのですよね。 これでは「お仕事」とは言えません。

 ただ、「気をつけて」とはいいましたが、上記の内容が必ずしも危ないオーディションではありませんよ。

 見極めるため大切なことは、主催の会社をきちんと調べること。 検索しても詳細が出ない場合や、住所や電話番号の記載がない場合は「あれ?」と思った方がよいです。 住所が書いてあっても、存在しなかったり、バーチャルオフィスの場合もあるようです。

 もし、実際に受けることにした場合は、自分の感覚を大切にしましょう。 あまりにもすんなり合格したり、オーディションの会場に違和感を覚えたなどなど。

 チャレンジすることや、行動することはとても大切です! それによって未来が大きく開ける可能性もあるかもしれません。 でも、もしかしたら貴方の気持ちを利用するようなオーディションもあるかもしれません。 頭の片隅に「こんなこともあるらしいよ」と入れておいていただけるとうれしいです♪

 それではまた次回♪ どろん♪

上村 彩子

「上村 彩子」イメージ画像猫とチョコレートが好きな声優・タレント。出演作は「惡の華」(木下亜衣役)や「乙女ぶれいくっ!」(早乙女乙芽役)、「機動戦士ガンダム戦場の絆 第07板倉小隊」や「野球がぁる」(共に顔出し)など。最近では、振り付けやゲーム制作にも関わり、様々な仕事を行っている。今回コラム初挑戦。