2016.9.30 17:37(4/4ページ)

【上坂すみれコラム】「上坂すみれの文化部は夜歩く」ヲタカル版 「ドボジョ」「トラガール」はモテモテ!? 

【上坂すみれコラム】

「上坂すみれの文化部は夜歩く」ヲタカル版 「ドボジョ」「トラガール」はモテモテ!? 

特集:
上坂すみれ
「ブルーズマガジン」編集長の柳知進さんと

「ブルーズマガジン」編集長の柳知進さんと【拡大】

 2020年には東京オリンピックがあって、インフラ整備のため建設ラッシュが続くといわれていますが、柳さんがおっしゃるには、マスコミがよく、既得権とか利権に公共工事をくっつけるので、さぞやもうかるだろうみたいな見方をされる方も多いそうですが、職人から言わせると日常の延長であって、経済的には大して影響がないそうです。いつもと同じなんですね。

 職人さんたちは、有名な建築物などをつくりますが、つくった後に見に行く職人さんは少ないそうです。出来上がってしまえば過去で、小さかろうが次の現場があるので、過去のものは振り返らず、絶えず前へ前へというのが職人のスタイルなんだと、柳さんはおっしゃっておられました。確かに建築物にベストアルバムとかはいらないですもんね。まとめる必要ないですから。

 私は、常に次のことを考えていてスランプに陥ったりしないか疑問に思ったのですが、柳さんはご自身の会社で働く従業員には、「スランプに陥ったときには現場には来るな」って言うそうです。「自分のクオリティが出せないんであれば現場には来るな、逆に風邪引こうが骨折れようが、自分のクオリティを出せるんであれば来ればいい」というのが、柳さんの考えなんだそうです。確かに自分のつくったものに人が暮らしますから、そこは責任がありますからね。

 無理してこようとする人もいるそうですが、無理してきてクオリティが下がるようだとやっぱり来ないほうがいいと柳さんは考えておられるそうです。それはすごい真理ですね。ちょっと風邪引いていても会議だから出なきゃとか、そういうことをやってもなんら意味がないんですね。でも、わたしが会社員だったら言いたいけど言えないですね。

 逆に昔、体に後遺症が出るようなけがをされても、その不利を感じさせずに、現場で他の人よりも仕事ができる人もたくさんいたそうです。ハンディをものともしないということですね。

 そんな職人さんに柳さんが何よりすごいと思っておられるのが、雨とか風、雪といった自然と対したときだそうです。人間相手だったら駆け引きができますが、自然に対しては駆け引きができないですから。それでも職人さんたちは、大雪が降ろうがいけると思ったらいくそうです。柳さんも50度を超える気温でもいけると思ったらいくでしょうねって笑顔でおっしゃっていました。客観的なものは関係なく、自分たちがいけると思ったらいくっていう、なんかいいですね。私は「今日は自分のクオリティが出せないから打ち合わせ欠席します」とか言えないです。

 柳さんがおっしゃるには、それができるのは、その前の積み重ねが大事で、自分たちがやってきたものを見せないといけない。信用あってこそそれが通じるんですね。こいつだったらっていう信頼は大切ですね。

 ということで今回はここまでです。最後に柳さんからのメッセージを頂いております。

 「非常に緊張しましたが、いろいろな話しを拾っていただいてありがたかったです。上坂さんが土木に興味を持っているって目で見ていただいて、ちょっとうれしくなりました。そういう目にボクは弱いので(笑い)」(柳知進)

 ブルーズマガジンは少し前の収録の時に控え室ですごく話題になってみんなで読んでいたので、こんなに早く登場していただけるなんてビックリしました。土木の世界ってたくましいんですね。そういう方が久しく身近にいなかったので…。ブルーズマガジンや今回のお話しを通して、私もちゃんとクオリティーを出していこうって思いました。柳さん、ありがとうございました。

 次回のゲストは、声優の水島大宙さんです。自衛官学校時代の思い出やハロプロについてお話を伺います。この番組は声優さんがいらっしゃってもかたくなにアニメの話をしないんですね。

 ■「ブルースマガジン」バックナンバーご案内および配布店ページ(http://kandensha.com/list/

 ■株式会社感伝社ホームページ(http://kandensha.com/

 ■ツイッター(https://twitter.com/kandensha

 ■フェイスブック(https://www.facebook.com/kandensha/

  • 「ブルーズマガジン」の最新号