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【上坂すみれコラム】「上坂すみれの文化部は夜歩く」ヲタカル版 「ドボジョ」「トラガール」はモテモテ!? 

【上坂すみれコラム】

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 柳さんも会社の従業員の方に誘われてライブや演劇を見に行ったりするそうですが、やっぱりすごみが違うそうです。例えばものを取る手の一つ一つが生きた手で、つくられたものじゃないと感じたそうです。

 柳さんがおっしゃるには、逆に俳優業が現場の役に立つときもあるそうです。例えば交渉事で切った張ったのときなんかは、ちょっとすごみのある役柄が出てきちゃったりとか迫力が出るんでしょうね。

 土木の現場は、舞台が本番中になると仕事との割り振りで融通が利くことが多いのかな?と疑問におもったのですが、自分がちゃんと仕事していて、段取りもちゃんとしていれば、仕事を抜けられる時期を自分でつくることができると柳さんはおっしゃっていました。だからミュージシャンのまま職人だったり、俳優のまま職人だったりということが両立できるそうです。柳さんは雇用の人数を増やすためにも、両立ができるということはもっと広く伝えていきたいとおっしゃっていました。両立ができるんだったら気軽にできますね。

 アスリート系の方も多くいらっしゃるそうで、一番有名な逸話はボクシングの輪島功一さんが土建業で背筋を鍛えて、強烈なパンチで世界王座を取られたそうです。資材を抱えて体を鍛えていたんですね。

 土木といえば男の職場というイメージですが、最近は工事現場でも女性の方が活躍されているそうです。実際労働基準法では、女性の方は何キロ以上の荷物を持っちゃいけないとかの決まり事があるそうですが、今は機械の仕事が多いので、重機のオペレーターさんは女性の方がけっこう増えているそうです。

 柳さんがおっしゃるには、女性は繊細な仕事が得意なんですが、気が強い部分もあって、男性は理屈っぽいとこるがあるそうですが、女性の場合は正しいことは正しいと曲げずにガーッと進んでいくそうです。仕事は繊細なんですが突き進んでいくので、正しい仕事をするのは女性だったりするそうです。判断に迷わないっていうことなんですね。それはちょっと意外ですね。

 気になったのですが最近、女性の作業員の方のことを「ドボジョ」というそうなんですが、「ドボジョ」ってすごい名称ですね。国が今、女性の土木作業員を活性化しようと名前を付けたんだそうですが、柳さんは、もうちょっといい名前を付けたほうがいいんじゃないかって苦笑いされておられました。「ドボジョ」って濁点が多いですからね。

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  • 「ブルーズマガジン」編集長の柳知進さんと