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【上坂すみれコラム】「上坂すみれの文化部は夜歩く」ヲタカル版 「ドボジョ」「トラガール」はモテモテ!? 

【上坂すみれコラム】

「上坂すみれの文化部は夜歩く」ヲタカル版 「ドボジョ」「トラガール」はモテモテ!? 

特集:
上坂すみれ
「ブルーズマガジン」編集長の柳知進さんと

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 みなさん、Добрый вечер。上坂すみれです。今回のゲストは先週に引き続き土木系雑誌「ブルーズマガジン」編集長の柳知進さんです。

 まずはリスナーさんから、若い頃に音楽をされていて、建築会社を経営されている柳さんから見て、職人と俳優やミュージシャンの共通点を感じることはありますか?という質問のメールがあったのですが、柳さんは「東京の都市土木では、俳優さん、ミュージシャン、芸人さん、いろんな方がいらっしゃいます」と答えていただきました。

 昔は有名な俳優さんになりたい、いわゆる“卵”といわれるような人が多かったように見えたそうですが、今は完全に両立して、ミュージシャンでありながら職人だとか、俳優でありながら職人であるとか、そのふたつに対する切り分けがなく、一つにまとめて自分の人生だというような生き方としてかっこいい人がけっこう多いそうです。二つのわらじを自ら履いている。生活のためにというわけではなくて、完全にどっちもやりたいっていう感じなんですね。

 柳さんが知っている有名な方だと、全国的に有名なロックバンド『Eastern youth』のドラムの田森さんという方がおられるそうですが、田森さんは打ち上げに出ずに、「明日早いから」と言って帰られるそうです。田森さんは植木職人なんだそうですが、音楽と植木職人どっちかを取れって言われたら、俺は選べないといわれたそうです。両方クリエーティブな作業だから通ずるところがあるんですかね。柳さんは、職人としての生き方があるから、音楽でそれを出せるのだろうとおっしゃっていました。

 私はロシアの文化を研究していて、特にソ連の初期はプロレタリアが団結して革命に挑むというところがありましたが、プロレタリアが大好きなのに、暮らしがチャラチャラしているから実感が湧かなくて、そこがすごくもやっとしていたんですが、やっぱり現場に行かないと本当のプロレタリアはわからないんですね。プロレタリア演劇とかはありますが、土木現場などで働きながらお芝居をされると全然違うんだろうなって思います。

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