2016.4.12 13:18(1/2ページ)

【高橋信之コラム】ヲタカル・コスプレ研究所1 

【高橋信之コラム】

ヲタカル・コスプレ研究所1 

特集:
高橋信之
アニメ雑誌「マイアニメ」1983年6月号

アニメ雑誌「マイアニメ」1983年6月号【拡大】

 『コスプレ』の創造 それは1983年に始まった。

 読者諸君、この連載では「コスプレ」とオタクのこだわるファッションとフェティシズムについて皆さんと一緒に考察を重ねていきたいと思うんじゃ。

 さて我が輩、その昔、この「コスプレ」というコトバを造語して雑誌の連載記事タイトルにしたんだね。それは1983年春のコトなんじゃが、その前後の他の雑誌を見ても「コスプレ」は「コスチュームショー」とか「アニメ仮装」というような記述しかない。

 おそらく我が輩たちが世界初…ということじゃろ。

 「キャラ仮装」「キャラプレイ」「キャラモード」「コスチュームアクト」「コスチュームパフォーマンス」などたくさんの造語を作って並べた結果、短くしたときに語感がかわいい…ということで「コスプレ」としたんじゃね。

 カタカナ3文字~4文字に短くしたときの語感が、覚えやすい、聞きやすい、ユニークである…ことが「流行語」のひとつの条件とされておるのだが、まさに成功例じゃろ。

 つけま、エクステ、写メ、ネイル、ルーソー、マルキュー。

 女子が使う言葉の多くは、この省略語。これがヒットするためのひとつの条件じゃ。

 英語的では「コスチュームプレイ」は昔を物語の舞台にした扮装(ふんそう)劇とか衣装ばっかりしっかりしてるけど中身のない芝居というような使われ方をするようで正しくない…と辞典を引きながら指摘していたのは町山智浩くんだった。さすが後にアメリカ文化研究の本も出すだけあるな。ま、和製英語だからいいんだろ…と意見は不採用。

【続きを読む】

  • 「マイアニメ」のコスプレ特集
  • 「マイアニメ」のコスプレ特集
  • 「マイアニメ」のコスプレ特集
  • ルーマニアの国際コスプレ誌「コスプレジェン」
  • ルーマニアの国際コスプレ誌「コスプレジェン」
  • ルーマニアの国際コスプレ誌「コスプレジェン」
  • コスプレ専門誌「コスプレジェンジャパン」