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“桃子対決”は上田の勝ち! 同郷熊本の後輩・大里に威厳見せた/国内女子

“桃子対決”は上田の勝ち! 同郷熊本の後輩・大里に威厳見せた/国内女子

優勝を決めた上田は万感のガッツポーズ。赤と黒のウエアは、所属するZOZO社との話で、タイガー・ウッズを意識したものだ(撮影・戸加里真司)

優勝を決めた上田は万感のガッツポーズ。赤と黒のウエアは、所属するZOZO社との話で、タイガー・ウッズを意識したものだ(撮影・戸加里真司)【拡大】

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 パナソニックオープンレディース最終日(2日、千葉・浜野GC=6638ヤード、パー72)34歳の上田桃子(ZOZO)が、2019年6月の「ヨネックスレディス」以来、2年ぶりのツアー通算16勝目を挙げた。首位と2打差の2位から出て73で回り、通算5アンダーで並んだ22歳の大里桃子(伊藤園)との“桃子対決”となったプレーオフを制した。新型コロナウイルスの影響で統合された20-21年シーズンで、30代の日本選手が勝ったのは初めて。若手の躍進が続く中、久しぶりに力を示した。

 吹きつけた強風も、円熟味を増した“火の国の女”の情熱をかき消すことはできなかった。34歳の上田が22歳の大里との“桃子対決”を制し、歓喜のガッツポーズだ。

 「同郷(熊本)で同じ桃子だしネタになるんだろうな、だから余計に負けたくないな、とか思っていた。でも、自分がやるべきことに集中した」

 ツアー史上初めて同じ名前の対決となったプレーオフ。9番(182ヤード、パー3)の繰り返しで、2回目をボギーとした大里に対し、上田は連続のパーでしのいだ。

 最大瞬間風速20メートルを記録する強風が襲った最終日。多くの選手がスコアを落とす中、バーディーこそなかったものの、1ボギーと粘った。キャディーを務めた辻村明志(はるゆき)コーチ(45)にかけられた言葉は「全英よりは弱いだろ」。リンクスの風が吹き荒れる「全英女子オープン」で昨年6位など、幾多の舞台を経験してきたベテランは「風は好き。集中力が増す」と言い切り、耐えて忍んで20ホールを回り切った。

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