9番でティーショットを放つ古江。ミレニアム世代のエースが2週連続優勝に王手をかけた (撮影・中島信生)【拡大】
女子ゴルフ 大王製紙エリエールレディス第3日(21日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)首位に1打差の3位から出た今季2勝の古江彩佳(20)=フリー=が64と伸ばし、通算13アンダーで首位に立った。いずれもツアー史上3番目の若さとなる2週連続優勝&通算4勝目に王手をかけた。1学年下で今季2勝の笹生(さそう)優花(19)=ICTSI=が2打差の2位で追う。渋野日向子(22)=サントリー=は69で回り、通算3アンダーで14位。
とにかくボギーを打たない。曲がらないショットと正確なパッティングを武器に、古江が首位の座を奪い返した。7バーディーの64。2週連続優勝に王手をかけたプロ2年目の安定感は群を抜いている。
「ボギーを打たないことが大事。スコアを作っていくには、バーディーを取るよりも落とさないことが一番大事かなと思います」
もう少しで賞金500万円がかかったホールインワンだった16番(パー3)など、バーディーを量産した。11番(パー5)からは3連続。だが、プロ2年目のショットメーカーは「あれでリズムが変わった」と、3メートルを沈めた5番(パー4)のパーセーブをキーポイントに挙げた。