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【ゴルフジャーナリスト・大泉英子の目】ダスティン・ジョンソンの“強さ”とは?

【ゴルフジャーナリスト・大泉英子の目】

ダスティン・ジョンソンの“強さ”とは?

グリーンジャケットを着てトロフィーを手にするダスティン・ジョンソン 大会史上最少スコアの通算20アンダーで初制覇=オーガスタ・ナショナルGC(共同)

グリーンジャケットを着てトロフィーを手にするダスティン・ジョンソン 大会史上最少スコアの通算20アンダーで初制覇=オーガスタ・ナショナルGC(共同)【拡大】

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 男子ゴルフのメジャー大会でコロナ禍により4月から延期された「マスターズ」は15日(日本時間16日)、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(36)=米国=の初優勝で幕を閉じた。ゴルフ専門誌編集長で、「マスターズ」は過去19度にわたり現地取材を重ねてきたジャーナリストの大泉英子さんが大会を総括する。

 2019-20年フェデックスカップ優勝者で世界ランキング1位のD・ジョンソンが大会初優勝を飾った。彼の圧倒的な飛距離は大きなアドバンテージで、ショット・パットの好調が勝因であることはいうまでもない。が、彼の強さはそれだけではない。メンタルの強さ、メンタルコントロールが抜きんでていることが改めて証明された。

 「メジャーではどんなに調子が良くても、タフな戦いとなる。マスターズは最も勝ちたいトーナメントだし、一日中緊張していた。でもこうして自分をうまくコントロールしながら優勝できて誇りに思う」

 最終日の18番(パー4)。2打目で無難にパーオンさせ、2パットで沈めて優勝を決めると軽くガッツポーズ。キャディーを務める弟は、兄と抱擁しながら涙ぐんだ。本人も思わず目頭が熱くなったが、まだ同伴競技者のプレーは終わっていなかった。気持ちを再びニュートラルに戻し、冷静に振る舞った。

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