2020.10.21 07:30

【ツアーこぼれ話】藤田光里が初キャディー 再起へのカンフル剤に!

【ツアーこぼれ話】

藤田光里が初キャディー 再起へのカンフル剤に!

初ダッグを組んだ女子プロ、キャディーの藤田光里と大西葵(右)

初ダッグを組んだ女子プロ、キャディーの藤田光里と大西葵(右)【拡大】

 復活が待たれる美人プロの藤田光里(26)=ゼビオHD=が、18日閉幕の「富士通レディース」で人生初のキャディーを務めた。同い年で仲良しの大西葵(YKK AP、同右)とのコンビ。大西は2日目の5ホール終了後、右手首痛のため棄権となったが、どういう経緯で親友のバッグを担ぐことになったのか…。

 「どちらかが試合がないときに、一度やろうと話していたんです。ギャラリーさんがいるといろいろ大変だけど、コロナの影響で無観客試合が続く今しかない、と思ってやってみました」

 2013年のプロテストに一発合格した藤田は、15年に「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝を果たした。抜群のルックスで、デビュー直後から人気は絶大。さらに“川奈の女王”となったことで、名前の通りに光り輝くトッププロとなった。

 しかし17年に、3年間守ってきたシードを喪失。長年の手首痛などもあって出場機会が激減した18年は賞金ランキング154位、昨年も同95位に沈んだ。今季も2試合出場でいずれも予選落ち。キャディー挑戦は、復活を期す自身へのカンフル剤でもあった。

 「すごく勉強になった。今は(右に曲がる)フェードから(逆の)ドローに球筋を変えているけど、葵はドローなので参考になりました」

 いつもの華やかなゴルフウエアと違い、黒子に徹した地味な服にマスク姿。それでも、存在感は隠せなかった。そのオーラと折れない心があれば大丈夫。まだ26歳。光を取り戻す時間はたっぷりと残っている。 (臼杵孝志)