2020.10.12 05:01

中山正芳がツアー初V プロ29年目「初優勝がメジャーなんて信じられない」/国内シニア

中山正芳がツアー初V プロ29年目「初優勝がメジャーなんて信じられない」/国内シニア

プレーオフを制した中山がプロ初優勝。優勝杯と文部科学大臣杯を掲げて喜んだ(撮影・八木拓郎)

プレーオフを制した中山がプロ初優勝。優勝杯と文部科学大臣杯を掲げて喜んだ(撮影・八木拓郎)【拡大】

 ゴルフ・日本プロシニア選手権住友商事・サミットカップ最終日(11日、茨城・サミットGC=7023ヤード、パー72)シニアゴルフの今季メジャー第2戦。首位に2打差の2位から出た中山正芳(52)=フリー=が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算9アンダーで並んだ清水洋一(57)=フリー=とのプレーオフを制してツアー初優勝を果たした。単独首位から出た比嘉勉(57)=アコーディアGかずさCC=は75と落とし、通算5アンダーで4位。大会は無観客で実施された。

 プロ入りから29年。初めて抱く賜杯に、シニア3年目の中山は満面の笑みを浮かべた。

 「勝ててうれしい。初優勝がメジャータイトルなんて、本当に信じられません」

 1打差で首位に立って迎えた最終18番(パー5)で、清水に追いつかれてプレーオフに突入した。同じ18番での1ホール目で、清水がボギーとして中山がパーセーブ。3日間でボギーは2つのみと安定感が光った。

 師匠はレギュラー14勝、シニア13勝の高橋勝成(70)=I.T.O JAPAN。練習日に師から「ショートアイアンをフルショットしなさい」と指導を受けた。同じく高橋に師事する寺西明(54)=安原HD=が9月の「日本シニアオープン」を制覇。会場内の停電で第3ラウンドが中止となった前日も、寺西とともに練習していた。“チーム高橋”のメジャー連勝に「それが一番うれしい」。優勝を決めると、真っ先にグリーン脇で見守った寺西のもとへ駆け寄った。

 この勝利で3年間のシードを獲得。「しっかり練習して2勝目、3勝目を目指す」。中山のシニア生活が本格化するのはこれからだ。(八木拓郎)