2020.9.16 18:27

ウッズ、初のメジャー予選落ちを経験した最難関コースを警戒/米男子 

ウッズ、初のメジャー予選落ちを経験した最難関コースを警戒/米男子 

特集:
タイガー・ウッズ
練習ラウンドでバンカーショットを放つタイガー・ウッズ=ウイングドフットGC(ゲッティ=共同)

練習ラウンドでバンカーショットを放つタイガー・ウッズ=ウイングドフットGC(ゲッティ=共同)【拡大】

 【ニューヨーク15日(日本時間16日)】男子ゴルフの今季メジャー第2戦「全米オープン」が17日(日本時間同日夜)、当地のウイングドフットGC(7477ヤード、パー70)で観客を入れず開幕。大会最多に並ぶ4勝目を狙うタイガー・ウッズ(44)=米国=が公式会見に臨み、予選落ちした2006年大会以来の最難関コースでの開催で雪辱を誓った。

 狭いフェアウエー、やっかいなラフ、起伏に富むグリーン…。世界屈指の難コース、ウイングドフットGCを前にメジャー15勝のウッズも警戒心を強めた。

 「経験したタフなコース」を問われると、米国のオークモントCC、英国のカーヌスティ・リンクスを加えた3つを挙げ、「(難度は)ここが1番か2番目。歴史的に優勝スコアが少なかったことはないし、今週も同じだろう」と語った。

 全米オープンは同コースで過去5度開催され、優勝スコアは1984年大会以外はオーバーパー。荒れに荒れた74年大会の優勝スコアは7オーバー。米メジャーでは最も高い優勝スコアとなり「ウイングドフットの大虐殺」と称された。

 昨年大会覇者ゲーリー・ウッドランド(米国)は練習中にキャディーが投げたボールを見失い、発見に5分かかったそうで「係員がいなければ練習ラウンドは10時間かかるだろう」とあきれ気味だ。コースの難度を巡り、主催の米国ゴルフ協会と選手が対立することもある。

 直近の2006年大会は5オーバーでジェフ・オギルビー(オーストラリア)が優勝。1ラウンドの平均スコアは74・99だった。同年5月に父のアール氏を亡くしたばかりだったウッズは、この大会で予選ラウンド2日間とも76をたたき、自身初のメジャー予選落ちを経験した。当時のコースと比較して「距離は長くなっているがボールなどの道具も進歩している。だから同じような状況だろう」と推測し、「どの程度ラフを刈るか。短ければ選手は積極的にプレーできる」と進言した。

 08年以来4度目の全米制覇と、サム・スニード(米国)の記録を更新する米ツアー通算83勝へ。ウッズが雪辱に燃える。