2020.9.13 20:56

昨季“0円ガール”大躍進!! 田辺2位で1453万円ゲット/国内女子

昨季“0円ガール”大躍進!! 田辺2位で1453万円ゲット/国内女子

【ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】最終日 2H ラウンドする田辺ひかり=JFE瀬戸内海GC(撮影・中島信生)

【ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】最終日 2H ラウンドする田辺ひかり=JFE瀬戸内海GC(撮影・中島信生)【拡大】

 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日(13日、岡山・JFE瀬戸内海GC=6640ヤード、パー72)ツアー初優勝を目指したプロ5年目の田辺ひかり(23)=伊藤園=は71で回り、通算11アンダーで2位。優勝した永峰咲希(25)=ニトリ=に1打及ばなかった。2週連続優勝を狙った小祝さくら(22)=ニトリ=は通算9アンダーで6位、首位から出た西村優菜(20)=フリー=は76と崩れて通算7アンダーで7位。笹生優花(19)=ICTSI=は通算5アンダーで13位だった。

 ◆1打及ばずも「本当に楽しかった」

 1打届かなかった。バーディーを取ればプレーオフに持ち込めた最終18番(パー5)。左からの強風に田辺はティーショット、2打目とも右に流された。それでも国内メジャーで堂々の2位フィニッシュ。昨季賞金0円のプロ5年目は、満足そうに笑みを浮かべた。

 「この4日間は本当に楽しかった。初めて最終組も経験できて、すごくよかった」

 無名の存在から一躍注目を集めた。自宅はコースから車で約40分の広島・福山市内。通い慣れたホームコースともいえる国内屈指のリンクスで、最後の最後まで優勝争いを演じた。2位から出た最終日。前半はスコアを1つ落としたが、12番(パー4)から2連続バーディー。だが、3メートルがカップに蹴られた14番(パー3)、バーディーパットがカップの縁で止まった15番(パー4)で、流れも止まった。

 本場のリンクスで行われた8月の「AIG全英女子オープン」は世界ランキング304位のS・ポポフ(ドイツ)が優勝した。同ランキング437位の田辺は初優勝を逃したが、これまで稼いだ賞金の約2・5倍となる1453万円余りを獲得。「これからの自信につながります」。大きな瞳が印象的なヒロイン候補が誕生した。

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田辺 ひかり(たなべ・ひかり)

 1997(平成9)年4月13日生まれ、23歳。広島・福山市出身。8歳からゴルフを始め、広島国際学院高ではアマチュア世界ランキング1位の金谷拓実(東北福祉大)の1年先輩。2016年のプロテストに合格。今季はQTランク46位の資格で前半戦に出場。昨季までツアー21試合に出場し、16試合で予選落ち。最高はデビュー戦だった16年「スタンレーレディス」の22位。165センチ、55キロ。

  • 【ゴルフ・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯】最終日14H2位タイで終了した田辺ひかり=JFE瀬戸内海GC(撮影・中島信生)