2020.8.28 05:02

“女ウッズ”笹生優花、豪打炸裂ぶっ飛びイーグル 2週連続Vへ2打差2位発進/国内女子

“女ウッズ”笹生優花、豪打炸裂ぶっ飛びイーグル 2週連続Vへ2打差2位発進/国内女子

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タイガー・ウッズ
9番でティーショットを放つ笹生。2戦連続Vへ好位置につけた(代表撮影)

9番でティーショットを放つ笹生。2戦連続Vへ好位置につけた(代表撮影)【拡大】

 ニトリレディス第1日(27日、北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72)史上4人目の初Vから2試合連続優勝を目指す笹生(さそう)優花(19)=ICTSI=が1イーグル、4バーディー、1ボギーの5アンダー67で回り、首位に2打差の2位と好スタートを切った。7アンダー65をマークした大城さつき(30)=フリー=が単独首位。昨季賞金女王で大会連覇を目指す鈴木愛(26)=セールスフォース=はイーブンパー72の42位で発進した。

 19歳の勢いが止まらない。自慢の豪打で笹生が好発進を決めた。ドカンと一発のイーグルはインスタートの13番。525ヤードのパー5を余裕の2オンだった。

 「イーグルパットは結構近かった。1歩(分)くらいかな。残り225ヤードの2打目は左のセミラフだったけど、5番ウッドで乗りました」

 ティーショットを単純計算で300ヤードもぶっ飛ばした。2打目はピンそば90センチにピタリ。事もなげに振り返ったが、プレーはすでに世界基準の領域だ。5番(パー4)から3連続バーディー。7番(パー3)は12ヤードを60度のウエッジでチップイン。小技もさえた。

 ツアー屈指の飛ばし屋として長く君臨する32歳の穴井詩も脱帽した。同組での直接対決。笹生は平均飛距離約250ヤード強とされるが、昨季ドライビングディスタンス1位の260・67ヤードを誇る穴井は「芯にしっかり当たったときは彼女の方が飛ぶ。いや~すごいですよ」と驚いた。

 高校生だった昨年11月のプロテストに合格したばかり。6月の今季初戦「アース・モンダミンカップ」(5位)、優勝した「NEC軽井沢72」はともに初日を首位で飛び出し、今大会も2位スタート。“女ウッズ”のニックネームに恥じない強心臓と思いきや、実際は全く真逆だ。

 「予選を通過するためには初日が大事。でも、スタートのときは必ず緊張する」

 対処法は「自分ではどうすることもできないから、緊張を受け入れるしかない」。初Vから2試合連続優勝を果たせば史上4人目の快挙。周囲の期待もさらりと受け入れ、実現させる雰囲気が漂ってきた。渋野日向子(サントリー)が海外メジャー挑戦で約2カ月不在。その留守は急成長のルーキーがしっかりと守る。(臼杵孝志)

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