2020.7.25 05:05

渋野日向子、全英女子連覇へ厳戒渡英 青木翔コーチと2人だけで/米女子

渋野日向子、全英女子連覇へ厳戒渡英 青木翔コーチと2人だけで/米女子

特集:
渋野日向子
全英制覇後の帰国会見で、渋野(右)と青木コーチは笑顔でフォトセッションに応じた

全英制覇後の帰国会見で、渋野(右)と青木コーチは笑顔でフォトセッションに応じた【拡大】

 女子ゴルフの渋野日向子(21)=サントリー=が連覇を目指すメジャー「AIG全英女子オープン」(8月20-23日、ロイヤルトゥルーンGC)に向けて、青木翔コーチ(37)と2人だけで渡英することが24日、分かった。新型コロナウイルスの感染防止で選手とキャディー以外は会場に入れないことなどから、チームでの遠征は断念。プレーだけに集中することが難しいコロナ禍の中、師弟コンビが1年前の再現に挑む。

 渋野が“最少催行人数”での渡英を決断した。師匠をキャディーに起用して、2人だけで連覇へ挑戦。青木コーチが師弟タッグ結成までの経緯を明かした。

 「ぎりぎりまでチームで動くことを考えたが制約が厳しく、最終的に渋野とキャディーの2人で行くことになった。問題は誰がバッグを担ぐかだったが、渋野の希望で私になりました」

 新型コロナウイルス感染拡大が止まらない中で開催される今季初の海外メジャー。英国の感染者数は累計約30万人と日本の約10倍。死者数も約4万5000人で米国、ブラジルに次いで多い。ゴルフの総本山で大会主催者でもあるR&Aは安全を最優先に無観客での開催など感染予防策を徹底するが、選手側にも強く協力を求めている。

 会場に入ることができるのは選手とキャディーだけ。選手とキャディーにはグラスゴー市内のオフィシャルホテルへの宿泊と、常に2人で行動することを義務付けた。自国でのPCR検査の陰性結果の提示に加え、到着時には同ホテルでもPCR検査を実施する。さらに大会関係者以外との接触が制限されるとの情報もあり、コーチ、トレーナー、マネジャーら5、6人を予定していた“チームしぶこ”の編成は見直しを迫られた。

 英国は日本からの入国者について2週間の自己隔離措置を今月10日から不要としているが、滞在期間は前哨戦の「スコットランドオープン」(8月13日開幕)を含めて2週間以上。8月上旬には渡英する予定で、その間の体のケアなどは全て自己管理。食事の手配、移動などは青木コーチとの分担作業となる。

 これまでのようにゴルフだけに集中できる環境ではない。だが、昨年の「全英」以来、渋野のバッグを担ぐ青木コーチは「昔は2人でツアーに行ったこともあるし、渋野一人で出たこともある。原点に返る、ですね」と前向き。最強タッグで日本勢初のメジャー連覇に挑戦する。

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