2020.6.27 05:03

渋野日向子、1打届かず予選落ち「このオフにやってきたことが意味のないことだったのかな…」/国内女子

渋野日向子、1打届かず予選落ち「このオフにやってきたことが意味のないことだったのかな…」/国内女子

特集:
渋野日向子
今季初戦を予選落ちで終えた渋野。代名詞のスマイルではなく悔しい表情が目立った(Getty Images/JLPGA提供)

今季初戦を予選落ちで終えた渋野。代名詞のスマイルではなく悔しい表情が目立った(Getty Images/JLPGA提供)【拡大】

 首位に6打差の59位から出た渋野日向子(21)=サントリー=は74とスコアを落とし、カットラインに1打届かず通算2オーバーの71位で予選落ちした。昨年10月からの連続オーバーパーなしラウンドも「17」で止まった。渋野と同学年の“黄金世代”の一人、田中瑞希(21)=フリー=が通算9アンダーで単独首位。昨季賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は3打差の2位。

 112日遅れの開幕戦は2日間で終わった。パーで終わった最終9番(パー3)。渋野はエースキャディーの定由早織さんに2度頭を下げた。

 「このオフにやってきたことが意味のないことだったのかな、と思うくらいの内容だった。全体的に駄目でした。(予選を)通る通らないというより、自分の問題。やるべきことをやりたい」

 オフの最大の課題としていたアプローチで何度もミスをした。世界を魅了した豪快なショットも精彩を欠いた。14番のダブルボギーなど4つのパー5で4つスコアを落とした。1打及ばず、昨年11月「伊藤園レディス」以来の予選落ち。ボールマークを元の位置に戻さなかった初日の2罰打がなければ…。

 「それよりもきょうの方が悔しいことが多かった。一番悔しいのはパー5で落としたこと」

 歯がゆい。それでも表情に出すことはなかった。午後0時49分に最大瞬間風速15・7メートルを記録するなど強風にも悩まされたが、「風が吹いている方向は分かっていたし、全部自分の責任。悔しいと思うことは何度もあったけど、我慢しました」。

 無観客開催の開幕戦。いつもと違う風景も渋野から“らしさ”を奪った。「バーディーを取ったときなどの歓声でアドレナリンが出る。ギャラリーが自分の力になることを痛感しました」。

 開幕第2戦の開催は、まだ決まっていない。最短で8月14日からの「NEC軽井沢72」。ギャラリーが会場に戻ってくる日を待ち望む渋野に、立て直す時間はたっぷりある。(臼杵孝志)

データBOX

 ◎…渋野の予選落ちはプロ通算34試合で6試合目。プロデビュー戦の2017年「日本女子オープン」、18年「アース・モンダミンカップ」、19年「ENEOS×Tポイント」「アクサレディス」「伊藤園レディス」で予選落ちした。

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  • 第2日、ショットを放つ渋野日向子。通算2オーバーの71位で予選落ち=カメリアヒルズCC(ゲッティ=共同)