2020.5.20 05:00

【お家でこっそりうまくなるGOLFドリル】リフティングで右手首固定アプローチショット向上 遊び感覚でヘッドの扱い方覚える

【お家でこっそりうまくなるGOLFドリル】

リフティングで右手首固定アプローチショット向上 遊び感覚でヘッドの扱い方覚える

右ひじの位置が重要

右ひじの位置が重要【拡大】

 新型コロナウイルスの影響で今後も外出制限が続く中、自宅にいながら簡単に上達できる「お家でこっそりうまくなるGOLFドリル」がスタート。指南役は、プロ14年目で今季から下部のAbemaTVツアーに参戦する鈴木豪(35)=ティンバラム=です。第1回はツアープロたちが動画で披露するリフティング。遊び感覚で覚えれば、アプローチショットの向上にも役立ちます。(取材構成・伝昌夫、協力・パフォーマンスゴルフスタジオ)

 今回から自宅で楽しみながら上達できるドリルを教えます。第1回は、クラブフェース面で球を何度も跳ねさせるリフティングです。

 ラウンド中や練習の合間の“お遊び”のように思われるリフティング。実はクラブヘッドの扱い方や手首の使い方、空間認識能力を高める効果があります。プロゴルファーはクラブヘッドをまるで自分の手のように動かし、ボールへのアジャスト能力に優れ、ミート率が高いのです。

 アプローチショットでは右手首の角度をキープしたまま打つのが基本ですが、リフティングもそれと同じ。手首の角度を変えずに肘から先の前腕をリズム良く動かし、ボールをヒットするのがコツ。リフティングがうまくなればアプローチショットのミスヒット激減が期待できます。

 早速トライしてみましょう。サンドウエッジ(SW)のフェース面を地面と平行になるように真上に向け、グリップの根本部分を握ってください。握り方は手の大きさや指の長さが人それぞれですが、右手親指の腹部分をシャフトの真上からやや左にあてがうのが目安。フェース面が真上に保てる握りのポジションを探し出してください。

 次に肩幅ほどのスタンス幅でリラックスして構えます。特に右肘の位置を高くしたり低くしたりせず、右腕を自在に動かせるように脱力させて構えるのがポイントです。 右手の角度を固定したまま、右肘を上方へ動かすことでボールをバウンドさせるのが秘訣(ひけつ)です。落下してくるボールに合わせて右肘を引き上げる。その大きさによってボールの跳ね度合いも変わります。最初は、左手に持ったボールをフェース面中央(スイートスポット・芯)に落とすようにし、跳ね上がったボールを左手でキャッチする。何度も繰り返して慣れたら2回、3回と回数を増やします。

 フェース面の芯で跳ねらせるほどバウンドは安定し、打球音も打球感も良いですが、芯を外すほど鈍い打球感と打球音となり、ボールはあらぬ方向へ跳ねます。けん玉をするようにゲーム感覚で楽しんでみてください。

鈴木 豪(すずき・ごう)

 1985(昭和60)年5月10日生まれ、35歳。東京・江東区出身。12歳でゴルフを始める。千葉日大一中卒業後に米フロリダ州に留学。帰国後、22歳でプロテスト合格。レッスンをしながら昨季は倉本昌弘のキャディーとして修行。ファイナルQT129位で今季からAbemaTVツアーに参戦。得意クラブはSW。ティンバラム所属。170センチ、70キロ。

パフォーマンスゴルフスタジオ(PGST)

 2016年にオープンした、屋内では東京都内屈指のレッスン&フィッティングスタジオ。アプローチとパッティング練習場も完備されている。ヘッドプロの堀口宜篤氏は、体格や可動域を計測してその人に合ったレッスンを展開する。問い合わせは電話03・5671・5601。所在地は東京都葛飾区西新小岩3・13・6。ホームページはhttps://pgst.jp/

  • フェース面と地面を平行になるように
  • リフティングがうまくなれば、アプローチショットで手首の角度を変えずに打てる
  • リフティングがうまくなれば、アプローチショットで手首の角度を変えずに打てる
  • 右ひじが大きく曲がったリフティングは不安定
  • 手首を固定しないアプローチショットだと球筋が安定しない
  • パフォーマンス・ゴルフスタジオ