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【開幕を待つルーキーたち】西村優菜「いい準備期間」とポジティブに 料理に挑戦!家族に好評リゾット

【開幕を待つルーキーたち】

西村優菜「いい準備期間」とポジティブに 料理に挑戦!家族に好評リゾット

昨年8月「大東建託・いい部屋ネットレディス」でベストアマチュア賞の西村優菜

昨年8月「大東建託・いい部屋ネットレディス」でベストアマチュア賞の西村優菜【拡大】

 新型コロナウイルスの感染拡大で、ゴルフの国内女子ツアーも2020年のシーズンが開幕しないまま5月を迎えた。本来ならば春爛漫(らんまん)の舞台で躍動、活躍しているはずの注目ルーキーたちの今を追う新連載「開幕を待つルーキーたち」(隔週掲載)。第1回は2000年度生まれの“ミレニアム世代”の一人、西村優菜(19)=フリー=に近況を聞いた。(取材構成・臼杵孝志)

 プロデビュー戦となるはずだった開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の中止が発表された2月28日、西村は沖縄にいた。会場の琉球GCでのラウンド後に知った史上初の開幕戦中止。コロナ禍の中、検討されていた無観客での開催も実現しなかった。

 ツアーは12日時点で6月第3週の「ニチレイレディス」までの16試合が中止となり、7月第1週の「資生堂アネッサレディス」の中止も決まった。出口が見えない中、大阪・堺市の自宅でオンライン取材に応じた西村は「今は自宅でできる範囲でトレーニングをしています」と話した。

 4月7日に緊急事態宣言が出るまではラウンドもこなし、開幕に備えていた。しかし、自宅近くの練習場もクローズとなり自宅待機を余儀なくされた。それでも気持ちは前向きだ。

 「試合には早く出たいけど、自分でコントロールできることではないので、いい準備期間だと前向きにとらえている。意識的にポジティブにやっています」。家では料理にも挑戦した。「この間はリゾットを作りました。家族も『おいしい』と言って食べてくれた」と笑った。

 渋野日向子(サントリー)、畑岡奈紗(フリー)らに代表される2学年上の黄金世代に負けない実力者がそろった2000年度生まれのミレニアム世代の中心選手の一人として、昨年11月のプロテストに一発合格した。最終QTも21位で通過。今季前半戦の出場権を獲得し、「ツアー初優勝&シード権獲得」を目標に掲げた。しかし、そのスタート地点にすら立てていない。

 「正直焦りはある。どうなるんだろう…って」

 8月4日が20歳の誕生日。「そのころには開幕していると信じたい」。誰もが認める美しいスイング。150センチの小さな体から放たれる力強く正確なショットを早く見たい。

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