2019.12.2 05:00

【森口祐子】渋野、鈴木、奈紗の3人は’20東京メダルへ期待感

【森口祐子】

渋野、鈴木、奈紗の3人は’20東京メダルへ期待感

特集:
渋野日向子
畑岡奈紗
握手する渋野日向子と鈴木愛=宮崎CC(撮影・中島信生)

握手する渋野日向子と鈴木愛=宮崎CC(撮影・中島信生)【拡大】

 渋野選手は初優勝が国内メジャー。1勝で終わる選手も多い中、目標を見失わずに自分の軸をどこに置くのかを分かっていました。それが「AIG全英女子オープン」で日本勢42年ぶりのメジャー制覇など、驚異的な結果につながりました。

 歴代の強い選手は、誰をも寄せ付けないオーラで距離感がありました。渋野選手にはそれがありません。底抜けに明るい雰囲気は女子ゴルフ界を間違いなく変えました。課題は、“ワンパターン化”しているアプローチの引き出しでしょう。来年、課題を克服できているか楽しみです。

 賞金女王に返り咲いた鈴木選手は、けがや(約1カ月半の)休養を経て、他の選手とは比較できないほどのガッツで3連勝。年下の渋野選手への対抗心や、海外勢に女王の座を譲れないという重圧に打ち勝ちました。25歳の鈴木選手にとっては、休養が財産を生んだといえるのではないでしょうか。

 来年の東京五輪には、この2人に畑岡奈紗選手を加えた3人に出場のチャンスがあります。どこからでも入れてくる「パットのうまさ」、ピンを狙う「攻撃力」が3人に共通している点。メダル獲得は容易ではないですが、この3人ならやってくれそうな期待感があります。 (永久シード保持者)

リーダーボードへツアー日程へ