2019.10.13 08:00(1/2ページ)

プロゴルファー・松村道央、ミュウツーを捕獲した“一投”はV争いのパット並みに緊張

プロゴルファー・松村道央、ミュウツーを捕獲した“一投”はV争いのパット並みに緊張

男子プロゴルファーの松村道央は、ポケGOで30匹捕まえたミュウツーと笑顔でツーショット

男子プロゴルファーの松村道央は、ポケGOで30匹捕まえたミュウツーと笑顔でツーショット【拡大】

 男子プロゴルファーの松村道央(36)=吉野電化工業=は3年前のポケGO配信初日にプレイしてからコースに出て、好スコアをマークして話題になった。ツアー5勝を誇るゴルフ界屈指のゲーマーが伝説のポケモン「ミュウツー」への思いや、全国を転戦しながら経験した悲喜こもごものエピソードなどを赤裸々に語った。(取材構成・稲垣博昭)

◆配信初日にプレイしてからコースへ ベストスコア65でニュースに!!

 誕生日だったこともあり、記憶は鮮明だ。2016年7月22日。33歳になった松村は、朝から何度もスマホをチェックしていた。

 「ゴルフは10歳からですけど、ゲームは5歳からしています。ポケGOはアメリカとかで先に話題になっていましたから、いつからできるのか気になって仕方がなかったんです」

 ポケGOの配信が始まったのは3年前、男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープン」第2ラウンドのコース到着後だった。午後スタートの松村は、マッサージを受けながらベッドの上でスマホを操作してダウンロード。練習場の裏でプレイしてからコースに出てボギーなしの7バーディーを奪い、この日のベストスコアとなる65をたたき出した。「(胸に)つかえていたものが取れて、いいスコアが出たんですよ」。71位から10位へ61人抜きを演じて、新聞でも大きく報じられた。

 ゴルフ界屈指のゲーマーが捕獲に心血を注いだのは、伝説のポケモン「ミュウツー」が最大の理由。「強いし、カッコいい。とにかく捕まえたくて、休みの日はポケGOのために外出していました。食事の間も起動していました」。特別なバトルの招待状である「EXレイドパス」をもらうため、ジムのあるマクドナルドにも足しげく通った。

 悲願のミュウツー捕獲は昨年の冬。「寒い中、かじかんだ手でボールを投げ続けました。優勝争いをしているときのバーディーパットのような緊張感だった」と当時を振り返る。妻の香織さんにも自慢するほど、はしゃいでしまったという。最終的に捕まえたミュウツーは30匹に達した。

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