優勝した畑岡奈紗=白山ヴィレッジGC(撮影・中島信生)【拡大】
日本女子オープン最終日(6日、三重県白山ヴィレッジGCクイーンC=6479ヤード、パー72)、首位タイから出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が6バーディー、3ボギーの69と伸ばし、通算18アンダーで2年ぶり3度目の大会制覇を果たした。国内メジャーは3週前の「日本女子プロ選手権」に続く2連勝。同一年度に日本タイトルを2つ獲得したのは1968-71、74、76、77年の樋口久子以来、42年ぶり2人目で88年のツアー制度施行後では初めて。
畑岡の国内メジャーVは通算4勝目。20歳266日での達成はツアー制度施行前も含め、69年に4勝目を挙げた樋口久子の24歳31日を50年ぶりに更新する最年少記録となった。
全英覇者で6位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は72で回り、通算9アンダーの7位。首位タイから出た大里桃子(21)=伊藤園=は通算14アンダーの2位に終わった。ローアマは渋野と同じ青木翔コーチに師事する16歳の梶谷翼(兵庫・滝川二高1年)が通算6アンダーの9位で獲得した。