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【森口祐子】渋野、女性特有の骨格を利用したしなやかなスイング

【森口祐子】

渋野、女性特有の骨格を利用したしなやかなスイング

特集:
渋野日向子
スイング時の関節のしなやかな動きが、安定したショットを生み出しているようだ (共同)

スイング時の関節のしなやかな動きが、安定したショットを生み出しているようだ (共同)【拡大】

 AIG全英女子オープン最終日(4日、英国・ウォーバーンGC=6744ヤード、パー72)2打差の首位から出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算18アンダーでメジャー初優勝を飾った。

 すごい優勝でした。人間には底知れぬ力があると感じさせられました。

 スイングの確認をする素振りもほとんどせず、ショット力には自信を持っていました。1オンを狙った12番(パー4)のドライバーショットを始め、フェアウエーキープ率(76・78%)とパーオン率(83・33%)は圧巻でした。

 渋野さんの特長は、構えたときに両手が下がっているハンドダウンにあります。さらに女性特有の骨格を利用して、関節のしなやかさをスイングに取り入れています。構えた腕の位置を見ると、両肘が手と同じくらいに絞られています。

 通常なら両肩と両手の三角形をイメージしますが、両肘の可動域があると肘から手まで絞ることができ、固定できます。低い姿勢のまま腰、膝の位置が変わらず上半身の回転で左脇が動かないので、クラブヘッドのフェース面が一定して打てています。

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