2019.5.18 05:02

女子ツアーで喪章 大山亜由美さん死去を悼み/国内女子

女子ツアーで喪章 大山亜由美さん死去を悼み/国内女子

喪章を着けて臨む横峯さくら =福岡カンツリー倶楽部和白コース(撮影・村本聡)

喪章を着けて臨む横峯さくら =福岡カンツリー倶楽部和白コース(撮影・村本聡)【拡大】

 ほけんの窓口レディース第1日(17日、福岡県福岡CC=6292ヤード、パー72)女子ゴルフの大山亜由美さん(享年25)が16日にがんで死去したことに、会場では悲しみが広がった。多くの選手が急きょ作った喪章を着けてプレー。首位に1打差の2位で発進した勝みなみ(20)=明治安田生命=も、同じ鹿児島市出身でジュニア時代から知る先輩をしのんだ。6アンダー66で回った金沢志奈(23)=レイクウッドコーポレーション=が初の初日首位に立った。

 大山さんの突然の訃報を、誰もが最初は信じられなかった。わずか25年の生涯。勝はこの日、帽子に黒のりぼんをつけてプレーした。

 「最初に聞いたときは、嘘だと思った。ジュニアのときに一緒に回ったことがある。大山さんが高校2年で、私が中学1年だった」

 勝が最後に会ったのは、昨年3月の「Tポイントレディス」。関係者によると大山さんは同試合後に体調を崩し、検査で「子宮がん」と診断された。発見されたときにがんはかなり進行していたが、「必ずコースに帰ってくる」と必死に病魔と闘っていたという。

 選手がつけた黒のりぼんは2015年のプロテストに合格した同期のささきしょうこ、野沢真央の2人の手作り。ささきは「元気だと思っていた。戻ってくるつもりだったから、誰にも知らせなかったと思う」。5年ほど前に1年間ルームシェアで一緒に暮らしていた香妻琴乃は「信じられない」と涙した。

 夢半ばで旅立った同郷の先輩を思い、勝は「亜由美ちゃんの分まで精いっぱい生きようと思います」とかみしめるように話した。 (臼杵孝志)

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  • 2H、ティーショットを放つささきしょうこ帽子には喪章を着けて臨んだ=福岡カンツリー倶楽部和白コース(撮影・村本聡)
  • 帽子に喪章を着けて臨む勝みなみ=福岡カンツリー倶楽部和白コース(撮影・村本聡)