2019.4.16 05:00

【白石記者が現場で見たウッズ】誰からも尊敬されるスター、“ウッズ黄金期”再来を強く実感

【白石記者が現場で見たウッズ】

誰からも尊敬されるスター、“ウッズ黄金期”再来を強く実感

特集:
タイガー・ウッズ

 マスターズ最終日(14日=日本時間15日、オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)その瞬間、私はクラブハウスの前にいた。18番グリーンはすぐ近く。だが、あまりにも多くのパトロンがいて近づけなかった。グリーン上の主役の姿は見えなかったが、タイガーコールを聞いてグッとくるものがあった。

 パトロンの数が他の組とは全く違う。コースに響き渡る「ウォ~!!」という大歓声。どこにいても、ウッズがスコアを伸ばしたことが分かった。プレスルームの大画面にプレーが映し出され、バーディーを取るたびに報道陣からも拍手が起こった。練習場で他の選手と並んでボールを打っていても、一人だけ醸し出す雰囲気が違う。

 優勝後のクラブハウスではファウラー、ケプカらライバルたちがウッズを祝福するため待っていた。歴代優勝者のB・ワトソン、Z・ジョンソンらもいた。みんな拍手を送り、抱き合い、ウッズの優勝を自分のことのように喜んでいた。改めて誰からも尊敬される偉大な存在だと思った。

 優勝会見には約100人以上の報道陣が詰めかけた。ツイッターでウッズの言葉をリアルタイムで伝える現地記者も。会見は1時間にも及んだが、激闘の後でもウッズは疲れた顔も見せず丁寧に答えていた。ウッズ黄金期の再来を実感した。

 天気には恵まれず、靴やズボンが泥だらけになった1週間。歴史的瞬間に立ち会えた今、そんな汚れなど全く気にならない。 (大阪サンスポ運動部次長兼ゴルフ担当)

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