2019.3.13 05:00

【ツアーこぼれ話】公私でお世話に…比嘉感謝のV

【ツアーこぼれ話】

公私でお世話に…比嘉感謝のV

 いよいよ国内ゴルフツアーがスタート! 担当記者が現場で見聞きした“秘話”を披露します。

 賞金女王候補、比嘉真美子(TOYO TIRES)の優勝で幕を開けた、今年の国内女子ツアー。「ダイキンオーキッドレディス」から今季も長いシーズンが始まったが、この大会が“最後”の仕事となったのが日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の鈴木美重子専務理事(66)だ。

 1981年に「日本女子プロ選手権」を制し、現役引退後は24年間、LPGAの理事職を務めた。定年での退職だが、地元・沖縄での優勝会見で比嘉は「美重子さんなしでは、LPGAはここまで来られなかったと思う」と感謝。昨年末、比嘉の婚約者で大相撲幕内の勢と3人でカラオケで大いに盛り上がったという。

 厳しさと優しさ。常に母親の目線で接し、多くの選手に慕われた。LPGAを長年支えてきた名物理事が「ダイキンで中学生の時の彼女を見て、この子は伸びると思った」とほれ込んだ比嘉の開幕戦V。これ以上のはなむけはなかった。 (臼杵孝志)