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【平成の真実】平成19年5月20日「15歳8カ月石川遼アマでV」

【平成の真実】

平成19年5月20日「15歳8カ月石川遼アマでV」

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石川遼
これが歴史的瞬間! 平成19年5月20日、最終ラウンドの17番で石川のバンカーショットがカップイン。優勝を決定づける一打となった 

これが歴史的瞬間! 平成19年5月20日、最終ラウンドの17番で石川のバンカーショットがカップイン。優勝を決定づける一打となった 【拡大】

 平成に、男子ゴルフ史を変えた一日があった。平成19(2007)年5月20日。「遼くん」こと石川遼(27)=CASIO=がツアー初優勝を成し遂げた日だ。当時15歳8カ月、東京・杉並学院高1年のアマチュアゴルファーが「マンシングウェアKSBカップ」にツアー初出場し、最終日の大逆転で史上最年少優勝。“運命のいたずら”と思えるほどの偶然が重なり合って、スターは誕生していた。(取材構成・清野邦彦)

 瀬戸内海を一望できる岡山・東児が丘(とうじがおか)マリンヒルズGC。大会前の練習日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)でツアーディレクターを務めていた小山和顕(現・競技管理部長)のもとに、あるプロゴルファーから連絡が入った。

 「短パンで練習ラウンドをしているアマチュアがいる」

 小山は、そのアマチュアに帯同していた杉並学院高ゴルフ部監督の吉岡徹治(現・アジアジュニアゴルフ協会代表理事)に、練習ラウンドでも短パンは禁止されていることを伝えた上で着替えてもらった。短パン姿だった少年を見た小山は「すごくしっかりした球を打つ子だな」と思ったという。

 その選手こそ、当時同高1年の石川だった。

 石川がこの大会に出場したのは偶然だ。予選会に挑んだが、通過はできなかった。それでも出場枠に1つ空きがあり、予選会でアマチュア32人中トップの好成績を評価されて“最後の枠”に主催者推薦を受けた。

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  • 父の勝美氏、母の由紀子さんと記念撮影する石川。上下とも赤でおそろいになったのも“秘話”があった
  • 短パンが禁止とは知らずに練習ラウンドしていた石川。“貴重”なショットだ(提供・吉岡徹治氏)
  • 石川遼の各ホール成績
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