2018.12.5 05:02

中里、日本勢最高2位でも「悔しい」…協賛会社への“恩返し”かなわず/国内男子

中里、日本勢最高2位でも「悔しい」…協賛会社への“恩返し”かなわず/国内男子

日本勢トップでQTを通過した中里。来季は高校の先輩、石川遼とツアー優勝を争う (JGTO提供)

日本勢トップでQTを通過した中里。来季は高校の先輩、石川遼とツアー優勝を争う (JGTO提供)【拡大】

 男子ゴルフ・ファイナルQT(最終予選会)最終日(4日、茨城・セントラルGC西C=7165ヤード、パー72)首位に8打差の7位から出た中里光之介(26)=東京ベイ舞浜ホテル=が9バーディー、ボギーなしの63と猛チャージ。通算28アンダーで日本勢トップの2位となり、来季ツアー前半戦で半分以上に出場できる30位以内に入った。ツアー優勝経験のある矢野東(41)=フリー=は53位、平塚哲二(47)=甲賀CC=は71位だった。リチャード・ジャン(25)=カナダ=が通算29アンダーでトップ通過した。

 4連続バーディー締めの中里が、6日間108ホールの長丁場を日本勢最上位の2位でフィニッシュだ。

 「6日間、アンダーパーを出せて満足です」

 1つでも順位を上げようと、11月から投入した中尺パターで次々とバーディーパットをカップに沈めた。しかし、トップに1打及ばず「悔しいです」。今季のQTは銀行系カードローンのSMBCモビットが特別協賛。中里はCMモデルに起用された。プレー中は他の選手のスコアや順位は分からない。首位での“恩返し”がかなわず、後悔も残った。

 2010年にプロに転向し、下部ツアーでは3勝を挙げて着実に力をつける26歳。昨年、今年と2年連続で賞金シードを獲得できなかった。来季こそは、東京・杉並学院高の1学年上で先輩の石川遼(27)に負けじと、レギュラーツアーで大暴れする。 (稲垣博昭)

QT(Qualifying Tournament)

 1次から4次(最終)まで4段階で実施される予選会。最終成績によって来季ツアー前半戦の出場優先順位が決定。賞金シード65人の他にQT1位と下部の「AbemaTVツアー」賞金ランク1位はツアーほぼ全試合に出場できる。下部の同20位までとファイナルQT20位までの選手を交互に順位をつけ、21位以降はQTランクが繰り下がる。今年のツアーを参考にすると7月の第1回リランキングまでの前半戦11試合のうち、30位までが6試合、40位が4試合、50位が2試合に出場した。

中里 光之介(なかざと・こうのすけ)

 1992(平成4)年8月16日生まれ、26歳。東京都出身。10歳でゴルフを始める。杉並学院高時代の08年「日本ジュニア」7位。10年にプロ転向し、下部ツアー通算3勝。今季レギュラーツアー獲得賞金280万2033円でランク125位。得意クラブは1W。1メートル79、74キロ。

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