2016.9.5 05:00

【水巻善典】遼のアグレッシブさ、若手も参考に

【水巻善典】

遼のアグレッシブさ、若手も参考に

特集:
石川遼

 フジサンケイクラシック最終日(4日、山梨・富士桜CC=7524ヤード、パー71)趙ミン珪が、富士桜では珍しい逃げ切り優勝を果たした。追い上げの先鋒(せんぽう)になるはずだった金庚泰と石川が、前半のアウトでそろってオーバーパー。プレッシャーをかけられず、“じっと動かなかった”趙が頂点にたどり着いた。

 「自分は飛距離が出ない」と理解している趙は、しっかり振り切ってはいるが、無理なスイングはしていない。コースマネジメントに徹したことが勝因。最難関の5番(パー4)はフェアウエーからの第2打でグリーンを狙わずに刻み、残り100ヤード前後からの第3打をスピンコントロールして、パーセーブした。

 けがから復帰して3戦目の石川は、明るい材料が多かった。1番(パー4)では右の林からグリーンを狙い、6番(パー5)では第2打で1Wを握った。こうした姿勢は、今後の米ツアーでも生きてくる。パーを拾ってスコアメークすることも大事だが、常にバーディー以上を狙っていくアグレッシブさが、現在の米ツアーでは必要。日本で戦う若手も石川のプレーを参考に、海外へ挑戦してもらいたい。 (プロゴルファー)

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