故郷北海道に勇気を!小祝さくら、「67」首位発進/国内女子

 
首位発進した小祝。初優勝で被災した故郷の北海道を勇気づける(撮影・中島信生)

 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第1日(6日、富山・小杉CC=6605ヤード、パー72)今季国内メジャー第2戦が開幕。小祝さくら(20)=ニトリ=が5バーディー、ボギーなしの67で回り、5アンダーで首位に立った。この日未明に起きた地震で、実家がある北海道北広島市は震度5弱を記録。大きな被害を受けた故郷をツアー初優勝で勇気づける。申ジエ(30)=韓国、鬼頭桜(23)=フリー、浜田茉優(23)=ココパリゾートクラブ=もトップに並んだ。

 セミの鳴き声が響く中、涼しい顔でホールアウトした。小祝が好調をキープし首位発進。ボギーなしのラウンドを満足そうに振り返った。

 「ショットがブレていなかったので、グリーンを外す気がしなかった。いいイメージで回れた」

 昨年プロテストに合格した思い出の地、小杉CC。3、4番で2連続バーディーを奪うと、7番(パー4)では第2打を2メートルにつけた。17番(パー3)でもティーショットを2メートルにつけてバーディー。正確なショットでスコアを伸ばした。

 午前3時半に起床してすぐに北海道の地震を知った。実家のある北広島市は震度5弱を記録。「停電したぐらいと言っていたので、大丈夫だったみたいです」。家族の無事を確認し、ひと安心。「プレーに影響はなかった」と、しっかりと気持ちを切り替えて試合に臨んだ。

 前日の練習では、辻村明志コーチ(42)にバックスイングで右膝が右に開いていることを指摘された。「内側の軸で上げる感じでバックスイングをしたらよくなった」。

 前週の「ゴルフ5レディス」はプレーオフで敗れ、今季3度目の2位。「ショックが大きいと思ったけど、やっぱり練習しかない。自分の下手さも出ていたし、次のチャンスでそういう経験を生かせたらいい」。悔しさをメジャーでぶつけるために準備してきた。

 同じ首位には前週のプレーオフを戦った申ジエもいる。「できたらもう1度プレーオフをやってみたい」。ツアー初優勝へ、小祝はリベンジに燃えている。 (白石大地)

小祝 さくら(こいわい・さくら)

 1998(平成10)年4月15日生まれ、20歳。北海道北広島市出身。8歳からゴルフを始める。飛鳥未来高1年の2014年「北海道女子アマ」優勝。15年「ニトリレディス」42位でベストアマ。昨年プロテスト合格。1メートル58、58キロ。

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