小祝さくらが珍事の末に初V逃す プレーオフの中断はツアー史上初めて/国内女子

 
2位で終了した小祝さくら=GOLF5カントリーみずなみC(撮影・中島信生)

 ゴルフ5レディース最終日(2日・岐阜県ゴルフ5カントリーみずなみ=6545ヤード、パー72)プロ2年目の小祝さくら(20)=ニトリ=が珍事の末に初優勝を逃した。2打差の3位から出て通算14アンダーで並んだ申ジエ(30)=韓国=とのプレーオフは、1ホール目をパーで分けた直後に雷雲接近のため中断。1時間34分後に再開された2ホール目のボギーで敗れた。申ジエは今季2勝目、ツアー通算19勝目。プレーオフの中断はツアー史上初めてだった。

 運にも見放された。高校時代以来となる2度目のプレーオフは1ホール後、まさかの中断。史上初のプレーオフの“水入り”に小祝のツアー初優勝は消えた。

 「プレーオフを申ジエさんとやれてうれしかった。でも、集中力がなかった。ティーショットをフェアウエーに置けなかった…。(敗因は)そこかな」

 雨の中、再開した2ホール目も第1打を左ラフに入れた。15メートルのバーディーパットはカップを3メートルオーバーし、パーパットを右に外して万事休す。元世界ランク1位の申ジエは「中断中は集中力を切らさないことを一番に考えた」と2ホールとも第1打はフェアウエーをキープ。経験の差も見せつけられた。

 これで3度目の2位。ただ、最終日に崩れた過去2度と違い、今回は正規のラウンドで68をマークした。「きょうは最終日に伸ばせた。プレーオフも経験できたし、次は優勝しかない」。黄金世代の主役の一人は悔しさを糧に、6日開幕のメジャー第2戦「日本女子プロ選手権」(富山・小杉CC)でてっぺんを取りにいく。(臼杵孝志)

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