佐藤翔太、強風なんの「70」で2位!石川遼に縁感じてゴルフの道に/フジサンケイジュニア

 
佐藤翔は誕生日が同じ石川を目標にする。強風に負けず、ベストスコアをマークした (撮影・戸加里真司)

 TOMAS CUP 2018フジサンケイジュニアゴルフ選手権最終日(24日、千葉・ロイヤルスターGC=7034ヤード、パー72)首位に6打差の7位から出た佐藤翔太(16)=埼玉栄高2年=が4バーディー、2ボギーでこの日ベストスコアの70で回り、通算1オーバー。2位で並んだ寺辻真生(17)=埼玉・正智深谷高2年=とともに、上位3位タイまでに与えられる来年の「フジサンケイクラシック」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)出場権を獲得した。

 台風の影響で突発的に強い横殴りの雨。瞬間最大風速は10メートル近くとなり、スコアが伸び悩む選手が続出する中、細身の佐藤翔が70をマークした。

 「ショットの調子が良くなかったが、アプローチとパットで耐えた」

 最終組の1つ前でスタート。左ラフに入れた1番(パー5)でグリーン周りからのアプローチを1メートルに寄せてバーディー発進。続く2番(パー3)は12メートルをねじ込んで連続バーディーと波に乗って、一時は首位に立った。トップと1打差の2位で最終組を待ったが、プレーオフとはならず、「悔しかった」。

 小学3年の時に母親に「(プロゴルファーの)石川遼君と誕生日が一緒だから始めてみたら」とゴルフを勧められた。ラウンドはもっぱら自宅近くの埼玉・朝霞パブリックゴルフ場。「風の強い河川敷で小学生の頃からやってきたのできょうも風が強いという意識はなかった」。

 高校はゴルフの強豪、埼玉栄高に進んだが、この夏、「全国高校選手権」で5年ぶり3度目の優勝を果たした男子団体のメンバーから直前で外れた。「悔しいという思いがあって夏休みに入ってから毎日3時間練習。毎日300球打った」。悔しさをバネに、その成果を出した。

 「太い志を持って、世界に羽ばたくように」が名前の由来。将来は縁のある「石川遼選手のようなプロになりたい」と希望を口にした。 (清野邦彦)

埼玉栄高ゴルフ部の橋本賢一監督「少し調子を落としていたので発奮させる意味で(団体メンバーから)外れたが、それを糧に頑張ってくれてよかった」

4位の小林拳史郎(西武台千葉高1年)「出だし(1番)で3パットのボギースタートでリズムに乗れず、(ショットも)風が強くて距離感が合わなかった」

首位から出たが、通算3オーバーで5位に終わった小林龍生(千葉学芸高2年)「ティーショットが全然安定しなかった。もっとしっかり練習したい」

通算3オーバーで5位の田中章太郎(茨城・日本ウェルネス高2年)「課題がたくさん見つかった。また来年も出て優勝したい」

9位の中村竜(鹿島学園高3年)「風に逆らわないよう意識して、それができた。(前日76で)きょうの2オーバーはよしとしたい。初出場で楽しかった」

4度目出場で10位だった村尾優一(埼玉栄高2年)「(風対策で)低い球を練習していたが、1Wで攻めて左にひっかけたり、30センチのパットを外したりとかみ合わなかった」

前日23日のドラコン王者で16位だった田村将人(クラーク記念国際高3年)「(73で回り)ドラコンを取ったのに、下から数えた方が早いと言わるような恥ずかしいプレーでなかったのは良かった」

★「熱中対策水」と「熱中対策ゼリー」を提供

 大会公式飲料として、協賛社の赤穂化成から参加選手に「熱中対策水」と「熱中対策ゼリー」が提供された。身体から失われた「水分」と「塩分」を簡単に補給できる飲料水で、熱中症をサポートするビタミンをプラス、夏の体をしっかりサポートしてくれます。大会期間中、ジュニアゴルファーの熱い闘いをサポートした。

★リソー教育グループ

 個性を重視した高品質な教育サービスを提供する企業。グループの中心である(株)リソー教育は、完全1対1の進学個別指導塾『TOMAS』と医学部受験専門塾『メディックTOMAS』を首都圏に80校展開中。創立以来、本物の個別にこだわり、「個別指導で難関校に合格できるのはTOMASだけ」とも評価されている。

 また、名門幼稚園・小学校の受験指導を行う『伸芽会』、プロの家庭教師のみを派遣する『名門会』は全国にも展開。その他、0歳児からの託児事業『伸芽’Sクラブ』、完全マンツーマンの英語スクール『インターTOMAS』、公・私立の学校内で放課後の個別学習を請け負う『スクールTOMAS』、勉強以外の多彩な体験教室やツアーを提供する情操教育の『プラスワン教育』など個性重視の教育理念はグループ全体における共通のものとなっている。

 勉強だけでなくスポーツ・文化・芸術活動も重要とする「勉強+1」の考え方に基づいて、TOMAS CUPなどの社会貢献活動にも積極的である。

佐藤 翔太(さとう・しょうた)

 2001(平成13)年9月17日生まれ、16歳。埼玉県出身。10歳でゴルフを始める。今年5月の「関東高校選手権埼玉県大会(個人)」優勝。得意クラブはアイアン。1Wの平均飛距離は280ヤード。得意科目は体育。家族は父・亮一さん(46)、母・恭子さん(45)、弟・快斗さん(11)。1メートル70、60キロ。

ロイヤルスターゴルフクラブ

 1987年10月15日、君津ゴルフ倶楽部として開場。設計は三好徳行氏。2001年に現コース名に改称。丘陵コースの27ホールで、ベント芝の2グリーン。フェアウエーは広く、コースレイアウトや整備にも定評がある。会員募集などについての問い合わせは東京事務所03・3259・5221。

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