タイガーの背中追う!丸尾くん、小学生の部初出場V/フジサンケイジュニア

 
小学生の部を制した丸尾。“小学生離れ”した力強いショットで初優勝を果たした(撮影・戸加里真司)

 TOMAS CUP 2018フジサンケイジュニアゴルフ選手権(23日、千葉・ロイヤルスターGC、小学生の部=5522ヤード、パー72、ジュニアオープンの部=7034ヤード、パー72)18ホールで競う小学生の部は丸尾怜央(れお、11)=宮崎南小6年=が4バーディー、4ボギーの72で回り、初出場で優勝を果たした。憧れのゴルファー、タイガー・ウッズ(42)=米国=の背中を追い、将来は海外メジャー「マスターズ」優勝を目標に掲げた。3バーディー、4ボギーの73をマークした清野桜貴(おうき、11)=東京・城山小6年=が2位だった。

 熾烈(しれつ)な争いの頂点に立った。ラフが深く苦戦する選手が多い中、丸尾が堂々の初優勝。あどけない顔に笑みが弾けた。

 「うれしいです。前半終わって2アンダーだったので優勝を狙おうと思って、頑張りました」

 身長1メートル54と大柄ではないが、1Wの平均飛距離は250ヤードを誇る。インスタートの11番(パー5)では、第2打で5Wを振り切り2オン。ピン手前20メートルから2メートルに寄せて初バーディーを奪った。「パッティングが入ってくれた」と前半を終えて2アンダー。2打差をつけて後半に入った。

 パッティングが安定していた前半から一転、ミドルパットが入らなくなった。1番(パー5)こそバーディーを奪ったものの、「優勝を意識して緊張してしまった」とその後は苦戦。3ボギーをたたいたが、粘りを見せ1打差で逃げ切った。

 小学4年時にクラブを握り始めてから、憧れの存在がいる。米ツアー79勝のタイガー・ウッズ(42)=米国=だ。実はゴルフ好きの父・高範さん(46)は、名前を“タイガ”と名付けようとしていた。だが親族が反対。「虎に勝つのはライオンしかいない」という理由から、怜央(れお)と名付けられた。

 丸尾自身はタイガーの全盛期をリアルタイムでは知らないが、父の影響でDVDを見るようになって“マニア”に。タイガーがドライバーに虎のヘッドカバーをつけていることもあり、ドライバーにはライオンのパペットをつけてヘッドカバー代わりにしている。

 「いつかタイガーみたいになりたい。プロになって、マスターズで優勝したいです!」

 偶然にも、誕生日の12月30日はタイガーと同じという11歳。いつの日か、日本の“レオ”がオーガスタでグリーンジャケットに袖を通す。 (阿部慎)

 【主催】サンケイスポーツ

 【後援】日本ゴルフ協会、日本プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構、日本ジュニアゴルファー育成協議会、関東ゴルフ連盟、千葉県アマチュアゴルフ協会、産経新聞、夕刊フジ、フジサンケイビジネスアイ、フジテレビジョン

 【特別協賛】リソー教育グループ(TOMAS)

 【協賛】ブリヂストンスポーツ、赤穂化成、丸富産業、江田工業

 【協力】ロイヤルスターゴルフクラブ

3位の渋井晃太郎(神奈川・瀬戸ヶ谷小5年)「(最終)18番のセカンドが風でバンカーに入り、ダブルボギーとなったのが悔しい」

5位の窪田蓮(山梨・駿台甲府小6年)「ショットが安定していなかったが、初出場で75は良かった。3回外した1メートル弱のパットが入っていれば、もっと伸ばせた」

女子4人の出場者で最上位の3位に入った小林イリス(東京・聖学院小6年)「チャンスホールがもったいなかった。これからは2、3メートルのパッティングは必ず入れたい」

丸尾 怜央(まるお・れお)

 2006(平成18)年12月30日生まれ、11歳。宮崎県出身。9歳からゴルフを始める。今年の「UMKジュニア選手権」で優勝。得意クラブはパター。1Wの平均飛距離は250ヤード。好きな科目は体育と図工。家族は父・高範さん(46)、母・知子さん(41)、姉・羚水(れいな)さん(12)、妹・海七(しいな)さん(10)。足のサイズは27・5センチ。1メートル54、46キロ。

ロイヤルスターゴルフクラブ

 1987年10月15日、君津ゴルフ倶楽部として開場。設計は三好徳行氏。2001年に現コース名に改称。丘陵コースの27ホールで、ベント芝の2グリーン。フェアウエーは広く、コースレイアウトや整備にも定評がある。会員募集などについての問い合わせは東京事務所03・3259・5221。

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