ケプカ“全米2冠” 米ツアー100試合目で5人目快挙/全米プロ

 
カップを掲げるケプカ。メジャー通算3勝目に笑みを浮かべた (共同)

 全米プロ選手権最終日(12日=日本時間13日、米ミズーリ州セントルイス、ベルリーブCC、7316ヤード、パー70)首位から出たブルックス・ケプカ(28)=米国=が6バーディー、2ボギーの66と伸ばし、通算16アンダーで初優勝した。2連覇した6月の「全米オープン」に続くメジャー通算3勝目で、米ツアー4勝目。松山英樹(26)=LEXUS=は66で回り、通算4アンダーで35位だった。

 ウッズの猛追を振り切り、最後は余裕のタップイン。ケプカが米ツアー自身100試合目で、記念すべき100回大会の頂点に輝いた。

 「後半は大歓声が聞こえ、タイガー(ウッズ)が伸ばしているのが分かったが、集中してプレーできた」

 1番(パー4)で第2打を2メートルにつけてバーディー発進。4番から2連続ボギーとしても慌てなかった。7番からの3連続バーディーで勢いを取り戻すと、15番からの2連続バーディーで勝利を決定づけた。

 左手首のけがで「今年の初めはプレーできるかどうかも分からない状態だった」という。4月の「マスターズ」を欠場しながらも、6月の「全米オープン」で29年ぶり7人目の連覇を達成した。

 そして今回、メジャー3勝目。同一年度の“全米2冠”は2000年のウッズ以来5人目の快挙となった。今大会の平均飛距離は324・1ヤードで全体2位。最後まで強気に攻め抜いた。

 「タイガーを見て僕らは育った。こんなふうにメジャーで戦えるなんて夢にも思わなかった」

 ホールアウト後はウッズと抱き合い、健闘をたたえ合った。 (白石大地)

ブルックス・ケプカ(Brooks Koepka)

 1990年5月3日生まれ、28歳。米フロリダ州ウエストパームビーチ出身。2012年にプロ転向。欧州ツアーを主戦場とし、14年「トルコ航空オープン」で初優勝、新人王を獲得。翌シーズンから米ツアーに参戦して15年「フェニックス・オープン」で初優勝。17、18年「全米オープン」2連覇。米ツアー通算4勝。日本では「ダンロップフェニックス」を16、17年と2連覇している。1メートル83、84キロ。

データBOX

 ◎…ケプカが「全米オープン」に続き、今季メジャー2勝目。同一年度の「全米オープン」と「全米プロ選手権」の優勝は1922年のジーン・サラゼン、48年のベン・ホーガン、80年のジャック・ニクラウス、2000年のタイガー・ウッズ(すべて米国)に続き5人目。
 ◎…72ホール264ストロークでの優勝は、01年のデビッド・トムズ(米国)の265を塗り替えて大会最少記録。

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