2021.5.25 00:28

スエズ運河庁、座礁の賠償請求380億円減額

スエズ運河庁、座礁の賠償請求380億円減額

 エジプト・スエズ運河で3月に座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)の賠償請求額について、スエズ運河庁のラビア長官は24日、当初提案していた約9億ドル(約980億円)から約5億5000万ドル(約600億円)に減額したと明らかにした。エジプト国営テレビの番組で語った。

 運河庁は座礁原因の調査と賠償交渉が決着するまで、船を運河内の湖に留め置くとし、現地の裁判所は航行再開を求める正栄汽船側の申し立てを退けている。

 ロイター通信によると、正栄汽船の弁護側は審理で、悪天候の中で船が運河に入るのを認めた運河庁の責任を指摘。原因調査でも船側の過失は証明されていないと主張している。(共同)