2021.5.17 22:40

ゾウ2頭死ぬ、食中毒か 千葉・市原ぞうの国

ゾウ2頭死ぬ、食中毒か 千葉・市原ぞうの国

アジアゾウ「ミニスター」(市原ぞうの国提供)

アジアゾウ「ミニスター」(市原ぞうの国提供)【拡大】

 千葉県市原市の動物園「市原ぞうの国」で、6頭のゾウが相次いで体調を崩し、うちアジアゾウの雌2頭が死んだことが17日、同園への取材で分かった。園によると、食中毒の疑いがあり、残り4頭は快方に向かっている。

 同園によると、14日午後、6頭の食欲が落ちて水も飲まなくなった。腹部が張って便が出ず、うずくまるなど苦しそうな様子で、点滴や投薬を受けたが、16日未明に30歳の「プーリー」が、同日午後に35歳の「ミニスター」がそれぞれ死んだ。

 2頭は人間で言えば30代ぐらいで、健康状態は良好だったという。下痢など腹部の異常があったことから食中毒の疑いがあり、園は1頭を解剖し死因を調べている。もう1頭は既に埋葬した。

 同園では国内最多の12頭のゾウを飼育していた。担当者は「ゾウは共感能力が高い動物で、仲間の死を受けて寂しそうな子もいる」と声を落とした。