2021.5.9 09:40

茨城一家殺傷事件で容疑者を送検

茨城一家殺傷事件で容疑者を送検

送検のため茨城県警境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前8時53分

送検のため茨城県警境署を出る岡庭由征容疑者=9日午前8時53分【拡大】

 茨城県境町の住宅で2019年9月、会社員小林光則さん=当時(48)=と妻のパート従業員美和さん=同(50)=が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件で、県警は9日、夫妻に対する殺人の疑いで逮捕した埼玉県三郷市の無職岡庭由征容疑者(26)を送検した。

 逮捕容疑は19年9月23日午前0時40分ごろ、小林さんの自宅で、夫妻それぞれの胸と首などを刃物で複数回刺し、失血死させた疑い。県警は認否を明らかにしていない。

 県警や捜査関係者によると、岡庭容疑者は事件前にインターネットで催涙スプレーを購入。夫妻が殺害された後、子ども部屋にいた次女(13)は両手に催涙スプレーをかけられており、県警は同一のものかどうか調べている。県警は容疑者の自宅からスポーツタイプの自転車複数台と、刃物や衣類など約600点を押収した。

 岡庭容疑者は、昨年12月、自宅で硫黄約45キロなどを貯蔵したとして消防法違反の罪でさいたま地検に起訴された。また、警察手帳の記章を偽造した疑いで茨城県警が今年2月に逮捕、3月に水戸地検が起訴している。