2021.4.20 10:02

チェコの弾薬庫爆発、英毒殺未遂と同一実行犯か

チェコの弾薬庫爆発、英毒殺未遂と同一実行犯か

 2014年にチェコ南東部で起きた弾薬庫の大規模爆発で、チェコ当局は19日までにロシア軍情報機関の工作員2人を容疑者として国際指名手配した。2人は18年に英南部で元ロシア人スパイが猛毒の神経剤で襲撃された毒殺未遂事件の実行犯とみられる。ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」がチェコメディアの報道として伝えた。

 指名手配されたのは、アレクサンドル・ペトロフとルスラン・ボシロフの2容疑者。18年3月に英南部ソールズベリーでロシア軍の元スパイ、スクリパリ氏と娘が毒殺未遂に遭った事件で、英当局はロシア軍情報機関員の2人の犯行と特定し、指名手配していた。

 報道によると、2人は14年10月の爆発直前にロシアのパスポートでチェコ入りし、爆発直後に出国した。爆発が起きた弾薬庫に保管されていた弾薬などは、ブルガリアの武器闇商人を通じてウクライナに引き渡される予定だったという。

 爆発事件を巡り、チェコは17日、ロシア外交官18人の追放を発表。ロシアも報復措置としてチェコの外交官20人の追放を発表した。(共同)