ブルーリボン賞主演女優賞を受賞し、スポーツ紙合同インタビューを受ける長沢まさみ(長澤まさみ)=東京都千代田区(撮影・蔵賢斗)【拡大】
昨年は「コンフィデンスマンJP-プリンセス編-」と「MOTHER マザー」に主演。陽気な天才詐欺師と、男たちと行きずりの関係を持つシングルマザーを全く異なる顔で演じ分けた。
フジテレビ系連ドラが映画化された「コンフィデンスマンJP」シリーズでは、さまざまな人物になりすましてターゲットをだます主人公、ダー子がハマり役に。「テイストが違う作品で受賞できたのは、ダー子役で培った演技の幅が生きたのかな」と照れ笑いした。
■先人への感謝忘れず
昨年の関水渚(22)に続き、2年連続で共演者が新人賞を受賞。「私も諸先輩方が開拓してくれた道があるからこそ、進んでいける」と先人への感謝を忘れない。
「コンフィデンスマン-」の興収は2019年公開の「ロマンス編」が29・7億円、「プリンセス編」が38・4億円と大ヒット。22年には「英雄編」が公開される。
3年連続の戴冠については「ビンゴを当てにいくみたい。記者の皆さん次第であるかも」とおどけつつ、にっこり。“嘘のない”女優人生を歩む長澤が、さらなる快挙でファンを驚かせる日は再びやってくる!?