2021.2.23 20:08

ワクチン身代金に人質交換とイスラエル報道 シリア国営通信「でっち上げ」

ワクチン身代金に人質交換とイスラエル報道 シリア国営通信「でっち上げ」

 イスラエル紙イディオト・アハロノトなどは23日までに、イスラエル・シリア間で19日に実施された民間人の人質交換の際、イスラエル政府が仲介役のロシア政府に対し、シリア向けの新型コロナウイルスワクチンの購入代金を支払う密約を交わしていたと報じた。

 同紙などによると、ワクチンはロシア製「スプートニクV」で、イスラエル政府は120万ドル(約1億3000万円)を支払った。今月上旬に徒歩でシリアに入り拘束された20代のイスラエル人女性と、イスラエル当局に拘束されていた2人のシリア人羊飼いが19日、それぞれ自国に戻った。

 シリア国営通信は、報道について「でっち上げの情報でシリアをおとしめようとしている」と否定。イスラエルメディアによると、同国のネタニヤフ首相は20日「イスラエルのワクチンは1本たりとも使われていない。ロシアから何も話さないように言われている」と語った。