東京都は13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに369人報告されたと発表した。直近7日間で平均した1日当たりの感染者数は388・3人に減少し、11月20日以来の300人台となった。累計は10万6134人。男女11人の死亡も判明し、死者の累計は1125人となった。
死亡の11人は60代から90代で、1月27日から今月12日までの間に亡くなった。うち3人は同じ病院での院内感染だった。
前日から入院患者は55人減の2445人、うち重症者は2人増の104人。入院や療養先の調整中は1166人に増加した。
新規感染者で感染経路が不明だったのは194人。65歳以上の高齢者は計92人だった。1人はオランダへの渡航歴があった。
都内の感染者数は減少傾向が続き、7日間平均の感染者数は政府が緊急事態宣言解除の目安としている500人を11日に下回った。一方で重症化リスクの高い高齢者層の占める割合が増加し、1日当たりの死亡発表は2桁の日が目立っている。