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藤井聡太二冠がV AI判定99%負けから渡辺名人に逆転、AI判定98%負けから三浦九段にも/将棋

藤井聡太二冠がV AI判定99%負けから渡辺名人に逆転、AI判定98%負けから三浦九段にも/将棋

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藤井聡太二冠
高校生活最後の節目の優勝を飾った藤井二冠。今年度のMVPも間違いない!?

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 会場に足を運んでいた師匠の杉本昌隆八段(52)は「過去2回と比べても一番苦しい優勝」と振り返った。一方、早指しの上、トーナメント制でもある朝日杯は「反射神経と決断力が求められ、好調さを計るバロメーターとなる棋戦」とし、「藤井二冠はいま、間違いなく絶好調」と太鼓判を押した。

 この日の2勝で2020年度の勝数(41勝)、勝率(・837)、連勝記録(14で1位タイ)はいずれも全棋士中トップ。昨夏には史上最年少2冠ともなり、将棋界の表彰である今年度の将棋大賞では、最優秀棋士賞の最有力候補だ。

 来月には名古屋市内の高校を卒業し、いよいよ棋士一本の新生活がスタート。当面は地元の愛知県瀬戸市で生活するが、杉本八段は「受け答えに、堂々とした風格を感じる場面も出てきた。今年度は七段から二冠になり、これから藤井時代が始まる、その第一歩となる1年だったと思います」。高校生活の最後を飾った節目の優勝を祝福した。 (丸山汎)

◆朝日杯オープン戦

 2007年創設。八大タイトル戦に次ぐ全棋士参加の一般棋戦。全プロ棋士、アマチュア(2人)、女流棋士(3人)が出場し、1次予選、2次予選、本戦(16人)の全てがトーナメント方式で争われる。決勝も一番勝負。持ち時間は棋戦の中でも比較的短い各40分。使い切った後は1手1分未満で指す。予選から1人が1日2局指すことが多く、本戦も基本的に1日2局指す。優勝賞金は750万円。