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【ポケモンGO調査隊がゆく 特別編・前編】ポケGO好き尾田栄一郎氏書き下ろしポケストップが出現 冒険の地「ヒノ国」だ

【ポケモンGO調査隊がゆく 特別編・前編】

ポケGO好き尾田栄一郎氏書き下ろしポケストップが出現 冒険の地「ヒノ国」だ

特集:
ポケモンGO第2次調査隊がゆく

 スマホ向けゲームの魅力を探る特集の特別編。大人気漫画「ワンピース」の作者、尾田栄一郎氏(45)と熊本県の復興プロジェクトを調査した。死者273人の大地震から4年。地元出身の尾田氏の協力で、県内には主人公のルフィら「麦わらの一味」の像が復興のシンボルとして設置されている。ポケストップにもなっており、画像はポケGOの大ファンである尾田氏描き下ろしのイラスト。県知事公室主幹の和田大志さん(40)を「隊長」に任命して、経緯や狙いを聞いた。 (取材構成・田代学)

 熊本県庁前のイチョウ並木にルフィの像が光り輝いて立っていた。近くでポケGOのアプリを開くと、ポケストップが出現。画像は、尾田氏が描き下ろしたルフィのイラストだった。

 「尾田先生が2018年に県民栄誉賞を受賞された際、記念植樹の代わりに打診したのが、“麦わらの一味”の像の設置。復興の象徴で、多くの人に訪れてほしいという願いも込められています」と、赤いリボンの麦わら帽子を手に説明するのは一連のプロジェクトを推進してきた和田隊長。熊本出身の尾田氏は震災直後から数億円の寄付金やイラストの無償提供などの支援活動をしており、一味の像を県内8市町村に建てる計画も快諾したという。

 この復興プロジェクトに2019年夏から協力しているのがポケGO。ゲーム内で、赤いリボンの麦わら帽子をかぶったピカチュウを登場させたこともあった。「像を見に行く、像を探すという点が、ポケGOの“人を動かす力”と合致したようです」と和田隊長。尾田氏がポケGOの大ファンで熱心なトレーナーとあって、像の近くに出現するポケストップの画像用にイラストを描き下ろしたそうだ。ワンピースとポケGO。像のある場所は、どちらのファンにとっても1度は訪れてみたい人気スポットになっている。

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