2020.11.21 11:41

吉村知事、GoTo「ブレーキかける時期」 世代間“分断”に危機感

吉村知事、GoTo「ブレーキかける時期」 世代間“分断”に危機感

吉村洋文大阪府知事

吉村洋文大阪府知事【拡大】

 大阪府の吉村洋文知事(45)が21日、日本テレビ系「ウェークアップ!ぷらす」(土曜前8・0)に生出演。新型コロナウイルス禍で打撃を受けた業界を支援する「Go To キャンペーン」について「ブレーキをかけるべき」と語った。

 大阪府では20日、新型コロナの新規感染者が過去最多となる370人となった。府は対策本部会議を開き、独自基準「大阪モデル」に基づく警戒レベルを「第2段階」に引き上げることを決定。重症化しやすい高齢者らに対して不要不急の外出を控えるよう求めた。

 この日、番組に生出演した吉村知事。府で10月10日以降に判明した重症者148人(今月19日時点)の内、60代以上が8割を占め、その内の77%が感染経路不明であることをフリップで示し「感染経路不明が77%がどういうことかというと、要は元気なお年寄りが感染しているということ。(感染経路は)会食の場もやっぱり多いです。なので、今の拡大時においては高齢者の外出を控えてくださいというのはそういうところにある」と自粛を要請した理由を説明。

 キャスターを務める辛坊治郎氏(64)が「社会の分断だと思うが、若い皆さんは自分たちが感染しても重症化しないだろう、なんで高齢者のために我々の生活を制限されるんだ、という気持ちは当然出てくる」と指摘すると「それがこのウイルスの一番怖いところ」とうなずき、「感染が世に広がればどうやっても高齢者にも広がっていく。だから行動範囲の広い、僕らのような若い世代が基本的な感染対策を取って、ウイルスを抑えていくのが一番大切。そこの分断を招かないようにするのが重要。政府は方向性を示すべきだと思う」と述べた。

 さらに「Go Toについても今はブレーキなのかアクセルなのか、ちょっとどっちか分からない」とし「高齢者に重症者とか死亡者が偏っているというところで若い人はいいじゃないか、という状況になってはいけない。僕はブレーキをかける時期だと思っている。そこの方向性はきっちり示していく必要がある」と政府に求めた。