2020.11.19 02:30

MISIA、紅白ピンチ 落馬事故で背骨骨折…全治6週間

MISIA、紅白ピンチ 落馬事故で背骨骨折…全治6週間

特集:
第71回紅白歌合戦

 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」に3年連続出場を決めたばかりの歌手、MISIA(42)が15日午後、落馬事故で背骨を骨折し全治6週間の重傷を負ったことが18日、分かった。TBS系報道番組「NEWS23」のロケ中に起きたアクシデント。痛みがひどく現在は絶対安静で、紅白のステージに無事に立てるか微妙な状況だ。

 昨年の紅白で紅組トリを務めたパワフルな歌姫が思わぬ事故に見舞われた。

 十数年前から乗馬を趣味にするMISIA。社会貢献や慈善活動にも熱心とあって、「NEWS23」の企画で、知的障害を持つ選手らを乗せた10頭以上の馬と馬術競技を紹介することに。15日午後、関東近郊の乗馬クラブでそのロケを行っていたときに事故は起きた。

 騎乗していた馬が歩行中突然走り出し、MISIAは背中からドスンと振り落とされる形で落馬。激しい痛みを感じたが、ヘルメットをかぶっていたため頭は無事。少し休憩を取ったが、その後は予定どおり、番組キャスター、小川彩佳(35)のインタビューを受けた。

 そのまま東京都内の自宅に車で帰ったが、痛みは増すばかり。翌16日に病院で診察を受けた結果、背骨の第6・第7胸椎棘(きょうついきょく)突起部を骨折し、全治6週間の重傷と診断された。現在はコルセットを巻き、痛み止めの薬を飲みつつ、自宅で絶対安静の状態が続いている。

 本紙の取材に所属事務所、リズメディアは「今後の予定も含め、19日の公式HPで発表します」とコメント。MISIAは23日放送のニッポン放送「MISIAのオールナイトニッポンGOLD」(後10・0)に出演予定で、肉声でコメントするとみられる。

 事故原因は「NEWS23」のスタッフ数人がインタビュー待機の際、乗馬の指導員から「動かないように」と指示されていたが、何らかの拍子で若干動いてしまい、敏感な馬が反応した可能性がある。しかし、MISIAも事務所も仕方のない事故と問題視はしておらず、インタビューも来週放送予定という。

 ただ、18日に新アルバムを発売したばかりで、同作を引っさげて行う予定だったツアーのうち、12月5日の神戸公演、同6日の大阪公演は中止に。同19、20日に東京国際フォーラムで開催予定の公演も、回復状況とリハビリ次第になりそう。

 最大の懸念は、今年もトリの有力候補となっている紅白に間に合うかどうか。MISIAは大地を踏みしめるように華麗に踊り、腹の底から高らかに歌い上げるスタイルだけに、関係者は「正直、奇跡的な回復を望むだけです」と明かした。

 ★「クリスマス」新アルバム発売

 MISIAが18日に発売したニューアルバムは「So Special Christmas」。そのタイトルどおり、クリスマスに向け世代を超えて楽しめる10曲がそろった。

 持ち歌の「THE GLORY DAY」「大きな愛の木の下で」や不朽の名曲「White Christmas」などのカバーも。代表曲「Everything」「アイノカタチ」のほか、新曲も入った。

 アルバムタイトル冒頭の「So」は「とても」を意味する英語だが、それだけではない。知的障害者のためのスポーツ競技会などを開催する国際的な組織「SPECIAL OLYMPICS(SO)」の理念に対するMISIAの敬愛も込められた。

 そのため、アルバム収益金の一部は、SOの日本組織、公益財団法人スペシャル日本(SON)に寄付されるチャリティー・アルバムとなった(詳細は所属事務所、リズメディアの公式HPへ)。

MISIA(ミーシャ)

 本名非公開。1978(昭和53)年7月7日生まれ、42歳。長崎県出身。98年に「つつみ込むように…」でデビュー。2000年のフジテレビ系ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌「Everything」が大ヒット。今年はJRA(日本中央競馬会)の馬術応援CMソング「君の背中にはいつも愛がある」を配信リリースした9月16日と翌17日にコロナ禍で奮闘する医療従事者支援のライブを行った。両親と兄、姉は医師。153センチ。