おわびを掲載している「ピーティックス」のホームページ【拡大】
オンラインチケット販売会社「ピーティックス」は18日までに外部から不正アクセスを受け、最大677万件の個人情報が流出したと発表した。複数の自治体のサービス利用者を含む顧客の氏名やメールアドレス、暗号化されたパスワードなどが盗まれた。
漏れたとみられる約200人分の氏名などがインターネット上で閲覧できるようになっており、サイバーセキュリティーの専門家は攻撃者が盗んだ情報を販売する目的で掲載したとみている。
ピーティックスによると、住所や電話番号、クレジットカード情報の流出は確認されていない。利用者はパスワードの再設定が必要になる措置を取った。同じパスワードを他のサービスで使っている場合は変更するよう呼び掛けている。
9日に個人情報が引き出されている恐れがあることが判明。10月16~17日に不正アクセスがあり、個人情報が引き出されたことが確認された。
このサービスを利用していた宇都宮市と宮崎市、鹿児島県などは個人情報が流出した恐れがあると公表した。