2020.11.16 17:50

カプコン、サイバー攻撃で35万件の情報流出

カプコン、サイバー攻撃で35万件の情報流出

 カプコンは16日、企業の機密情報を盗み金銭を要求するサイバー犯罪集団からの不正アクセスを受け、顧客や取引先に関する情報が最大で35万件流出した可能性があると発表した。氏名や住所などで、「心当たりのない郵送物が届いたり不審な連絡が入ったりする恐れがある」と注意を呼び掛けている。

 流出した可能性があるのは顧客の氏名、住所のほか電話番号、メールアドレスや、株主名簿情報4万件、米国の顧客情報など。決済を外部委託しているため顧客のクレジットカード情報は保有していないとしている。

 顧客情報とは別に、元従業員のパスポート情報など9件は流出が確定した。社員ら約1万4000人分の人事情報、営業や開発関連の資料などが流出した可能性がある。

 2日未明に社内システムへの接続障害を確認した。「RAGNAR LOCKER(ラグナ ロッカー)」を名乗る集団からの金銭要求が判明し、大阪府警に通報した。

 4日に不正アクセスによるシステム障害が発生したと発表していた。詳細の発表が遅くなったことには「調査、解析などに時間を要した。おわび申し上げる」とした。「現時点でコンテンツ開発や事業の遂行に支障はない」とも説明した。