民放連は10日、日本民間放送連盟賞のテレビグランプリに中京テレビ放送の「がらくた 性虐待、信じてくれますか」を選んだと発表した。
「がらくた」は、長年にわたり父親から性虐待を受けていた女性の姿を映し出した報道番組。あまり扱われてこなかったテーマに光を当て、取りこぼしてはいけない弱者の声を丁寧に取材した点が評価された。
準グランプリも中京テレビ放送で「バヤルタイ モンゴル抑留 72年越しのさようなら」。
ラジオグランプリはJ-WAVEの「J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION STORIES OF OKINAWA」で、ジョン・カビラさんが父親へのインタビューを通して、沖縄のラジオ放送の始まりに迫る内容。
ラジオの準グランプリは大阪放送の「山下純一とアルミカンの今夜もバリアフリーFUNK」。4番組は3カ月以内に全国放送される予定。