2020.10.21 20:54

携帯乗り換えメアド維持へ 総務省要請、値下げ狙い

携帯乗り換えメアド維持へ 総務省要請、値下げ狙い

 携帯電話の利用者が、付与されたメールアドレスを電話会社の乗り換え後もそのまま使えるよう、総務省が大手各社に要請する方針であることが21日分かった。契約先を変更するハードルを下げることで競争を活性化させ、料金の引き下げにつなげる狙い。同省は競争促進に向けた政策を取りまとめており、来週にも発表する見通しだ。

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクでは、電話番号は乗り換え時に持ち運べるが、割り当てられたメールアドレスは使えなくなるため、契約先の変更をためらう要因の一つと指摘されている。

 総務省は、乗り換え先でも変更せずに使えるようにしたり、新しいアドレスへのメール転送サービスを整備したりするなどの対応を各社に促す。

 また契約者情報を記録した「SIMカード」の内容をオンライン上で書き換える「eSIM」の導入も求める方針だ。カードを差し替えるなどの手間がなくなるため、乗り換えが容易になるとされる。

 公明党の政務調査会は21日、これらの政策を実現するよう武田良太総務相に提言した。