2020.10.18 21:01

橋下徹氏、原発処理水の海洋放出めぐり持論展開

橋下徹氏、原発処理水の海洋放出めぐり持論展開

橋下徹氏

橋下徹氏【拡大】

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が18日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。東京電力福島第1原発の処理水をめぐり、政府が月内にも海洋放出を決定する方針を固めたことに言及した。

 政府の方針を受けて、福島県の漁業関係者からは反発する声などが上がっているが「菅さんの真骨頂というか、反発・反対の声が出てもやるべきことはやると。それを決めるというのが菅さんの政治姿勢ですから、まさに菅政権の一つの大きな柱だと思う」と橋下氏。

 懸念される風評被害対策としては「福島以外の地でも一部を放出する」ことを提案。「ちょっと現実離れしているかも」と前置きした上で「ロンドン条約上、いろいろな問題があるのかもわかりませんが、福島以外の地でも一部を放出すると。安全基準を満たしているのであれば、みんなが負担をして福島だけに風評被害を押し込めるっていうことをしないことも一つの政治判断かなと思う」との考えを示した。

 さらに大阪府の吉村洋文知事(45)、大阪市の松井一郎市長(56)が科学的に環境被害がないという国の確認などを条件に大阪湾で放出する可能性に言及していることに触れ「ぜひこの声を菅さんの方でくんでいただいて。福島だけに風評被害を押しつけない」と強調。最後に「福島の原発の電気を使っているのは東京の皆さんですから、東京湾でも負担すべきだと僕は思いますよ。安全(基準)を満たしている水なんだから大丈夫ですよということを国全体でわかち合って、国際的にも発信すべきだと思っています」と持論を展開した。