2020.9.23 05:01

【一問一答】藤井二冠「端攻めで何手か不発…形勢を損ねた」

【一問一答】

藤井二冠「端攻めで何手か不発…形勢を損ねた」

特集:
藤井聡太二冠
羽生九段に完敗し、がっくりとうなだれる終局後の藤井二冠=東京・千駄ケ谷(代表撮影)

羽生九段に完敗し、がっくりとうなだれる終局後の藤井二冠=東京・千駄ケ谷(代表撮影)【拡大】

 将棋の第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦が22日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で開幕した。開幕局に登場した先手の高校生タイトルホルダー、藤井聡太二冠(18)=棋聖・王位=が、国民栄誉賞のレジェンド、羽生善治九段(49)に80手で敗れ、これまで4戦4勝だった羽生九段に初黒星。渡辺明王将(36)=名人・棋王=への挑戦権獲得へ、苦しいスタートとなった。

 --中盤までは押していたように見えた

 「(相手の)3二玉の局面で何か組み立てを探したかったが、結果的に分からなくて、端攻めにいったが何手か不発に終わったので、そのあたりで形勢を損ねた」

 --35手目の▲5六角できょう一番の長考

 「(直前に)後手の玉が3二に上がったので、(▲5六角と打った隣の)6六の角の効きを生かして手筋をのばしていきたかったが、具体的には分からなかった」

 --中盤から終盤にかけて苦しくなったか

 「ちょっと組み立てがよくなかった。角2枚盤上にあるのがうまく働かないので、苦しいのかなと思った」

 --次局へ向けて

 「厳しいスタートにはなりましたけど、まあ何というか、いい状態で次の対局に臨みたい」

  • 感想戦で敗戦を振り返る藤井聡太二冠(左)。羽生善治九段(右)を前に、初めて上座で対局に臨んだ=東京・千駄ケ谷(代表撮影)