今年の大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」の会場が、東京・渋谷のNHKホールだけでなく同局敷地内の駐車場も使用するプランが浮上していることが30日、分かった。
新型コロナウイルスの影響を受け、感染防止対策の徹底が絶対条件となる今年の国民的音楽番組。まだ開催は発表されていないが、関係者によると無観客を前提に協議されている。そして、3密回避のために検討されているのが、紅白では超異例となる駐車場での屋外パフォーマンスだ。
使用するのはNHKホールに隣接する正面玄関側にある広い駐車場。例年、大みそか当日は関係者の車や中継車が止まっているが、コロナ禍で最小限の人数のみの来場となるため、セットを組むスペースはできそう。過去には連続テレビ小説「ひらり」(1992年)で、劇中に登場する土俵を西口玄関の駐車場に設置したこともある。さらに、例年以上に局内にある複数のスタジオ使用や、中継出演を増やすことも検討中。それぞれでセットを組むため、業者には多くの発注が届いているという。
8日にウィズコロナの時代の夏の紅白と銘打たれて放送された「ライブ・エール~今こそ音楽でエールを~」では、ステージだけでなく、無観客の客席も使用するなどソーシャルディスタンスを徹底しながら熱唱。大みそかに同局の敷地内をフル活用した新しい紅白様式に注目だ。